6. いよいよ授業が始まる
生徒は、だいたい4人くらいで一部屋になり、私の部屋も5人でしたが、始まってすぐに1人やめてしまったので、結局4人になりましたが、そのメンバーは、メキシコから自分の仕事の参考にしたいという芸術家のザビエル32才、なんと、すでに3ヶ月入浴していないというパキスタン人30才、その後、1番親しくなったインド人のアショーク パティル25才、と、私。
翌朝、起床は5時、支度を整えて、ホールへ。6時から、ハタヨガの授業です。ここで、一つ説明をしないといけないのですが、ヨガには、いくつもの種類があって、その中に、一般的に多くの人たちが行なっているヨガがあり、それを、正式には、ハタヨガと呼ぶのです。そして、4種類あるヨガの一つであるラージャヨガと呼ばれるものの中にあるものの中の一つが、ハタヨガなのです。
ハタヨガの講師は、カシナッス先生という先生で、割と年がいっているらしいですが、とてもそうはみえない若々しい人でした。もう第一印象がハツラツとしていて、ちょっとカッコいい、とにかく羨ましくて、ヨガをやっていれば、あんな風になれるのかな、とワクワクしました。
最初に、色々と説明があり、約1時間行ないます。石作りの建物の床に、それぞれ縦長のマットを敷いて、自分のスペースを確保して行なって、初めて、いかにも本場のヨガを味わった気がしました。
終わると、朝食になります。朝食は、豆を炊いてつぶしたようなような料理で塩味のような感じで、インドではすべてカレー味かと思っていたので、ちょっと驚きでした。
さて、この後は、ヨガの授業が午前も午後も一日あります。いわゆる、身体を動かすヨガの授業は朝1時間だけで、他のヨガや、インド哲学、ハタヨガの講義、などなど。そして、専門の解剖学の授業まであります。
午前に1時間半ずつ2科目、午後も1時間半で2科目と、まるで、大学の講義のようです。やっと、1日目の授業が終わり、英語が全くわからない。非常に疲れました。さて、明日からどうしよう。