27. ヨガの学校、カイワリャダームとは
ここは、シバナンダのような寺院ではなく、ヨガの学校と病院が、一つになったような施設です。建物は、病院と、ヨガの学校と、病気で入院している患者たちの宿泊施設の3つの建物から成っており、ヨガの学生たちは、通いできているインド人の生徒と、海外から来ている生徒で、海外からの人たちは、患者とおなじ建物に宿泊しています。
そして、海外からの学生は10人ほどで、インド人は、やはり10人くらい。インド人は、なぜか女性が多かったです。
病院では、入院している患者は、投薬とヨガを毎日行なって治療を受けています。私たち大学の生徒たちは、朝7時に起床で、ハタヨガを行ない、8時に朝食、9時から12時まで講義を受けて、昼食。午後は、1時から3時までは休憩で、3時から5時まで講義で1日が終わります。
講義内容は、シバナンダと比べて、ハタヨガの講義時間が多かったように思います。ここは、初心者向けではなく、上級経験者がハタヨガの指導者向きとして、より実践的な講義内容を受けるところだと実感していました。
講義時間も、午後に2時間も休憩があるし、夜もけっこう時間があるので、別の場所を借りて、個人的に練習をしていました。
ひと月が過ぎて、ここはいかにも学校という感じで、なんというか、ただ技術的に、学問的にヨガを習うだけで、シバナンダのような精神的なものや、神秘的な感じや精神世界というようなこととは、全く縁遠く感じていて、技術や指導方法が向上しても、いわゆるヨガという言葉の意味でもある、大宇宙や小宇宙の感覚とは少し違うような気がして、まさに学問だけを学ぶ学校なのだと思いました。
しかしながら、上級者にとっては、ある意味ではいいのかもしれません。自分は、最初ここに来るだけの予定だったので、シバナンダに最初に行かれたことをとても幸運だったと思いました。それに、自由時間が長いので、自主練習ができたのも、自分としてはかえって都合が良かったのです。




