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22. 卒業と、意外過ぎた結末が

 卒業式で、免状を頂き、ここまで苦労してやり遂げたことを実感しました。これで、来年のヨガの学校に行くことができる自信がつきました。


 結局、最終的に、生徒の人数は半分くらいになり、挫折した人もいれば、違反をして、やめさせられた人などがいて、インド人はほとんど残らなかったようでした。欧米からの人たちも、残念ながら全員が残れず、不合格者もいて、結局、最初からいた27人のうち、残ったのは14人で、そのうち、無事に卒業して、免状をもらえたのは11人でした。最後には、スワミからの祝福と労いの挨拶があり、無事にカリキュラムは終了致しました。


 それぞれ、自分の仕事に戻る人や、もともと自国でヨガの指導にあたっていた人や、これを機に指導者として始める人などですが、ただ上達することだけを考えていた自分も、本当のヨガを体験したことでかなり意識に変化が見られました。


 そして、私と同室だった友人のインド人、アショークもやはりヨガを教えていくという。彼は、もともとヨガを深く学んでいて、ぜひ読んだ方がいいと、おススメの本を色々と教えてくれました。


 そして、別れの時、彼は、意外な行動に出たのです。私の使っていた寝袋を、くれないか、と言うのです。君が使っているのを見て、とても品質が良くて気にいった、これまで、君には色々とやってやっただろう、そのお礼代わりに寝袋をくれ、と言うのです。

 なんということでしょうか。彼には、そんな思惑があったとは。これからもいい友達としていられると思っていたので、とにかくショックでした。もう言葉がありません。丁寧に断って、別れました。ここまで、これだけ仲良くして、共に勉強し、共に楽しんできた仲間だというのに、本当に、裏切られた気持ちで、とても悲しくて涙があふれて、ただただ茫然とするだけでした。


 たぶん、これは、インドにきて、1番ショックだったことかもしれません。たぶん、タクシー強盗以上に。



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