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ブレーメンの錬金術師は散財したい  作者: 初鹿余フツカ
1章 初心者猫はお金が欲しい
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11.ガラスと硝子

10日に案内入れるの忘れましたが、25日(25話)まで毎日18時に予約投稿入っています。ストックはまだまだあるので、1月中は毎日更新できそうです

 ティアラさんの露店へ辿り着いた。今日もくまのぬいぐるみ店主だ。


「ティアラさんこんにちはにゃん!」

『まあ、ランさん、いらっしゃいませ! お待ちしておりましたわ』

「寄り道して遅くなっちゃった」

『お気になさらないで! 時間を決めていたわけではありませんし、言葉のあやですの。新しいガラスアイテムが楽しみでしたのよ』

「にゃん! それなら早速、出来たものを渡すにゃん。買取のところにおけばいいにゃん?」


 ティアラさんの露店には販売物の他に『買取』と書かれた皿が置いてある場所がある。『ガラス製品のみ、評価後金額を掲示、了承ならお取引成立、不可なら返品いたします』と書かれている。


『ええ、そちらに置いていただけば、こちらに転送されてくる仕組なのですわ』


 では早速、合成したアイテムをすべて台の上に載せる。どれがどうとか何もわからないので、もう全部見てもらうのがわかりやすいかなって。


「とりあえず出来たアイテムを全部載せたにゃん。『ガラスタンブル』は全部合成しちゃったから持ってこれなかったにゃん」

「構いませんわ! 『ムーンキャッチ』と『ガラス岩』はガラス工でも作れるアイテムですの。こちらを見れば『ガラスタンブル』もどの程度の品質だったのか臆測できます」


 ぽわんとアイテムが消える。


「こちらが300個ずつの『割れ物ガラス』と『ビー玉』で出来たアイテムの全てですのね。なるほど、面白い結果です。アイテムとしては同じですが、かなり差のあるものもありますね」


 一部のスキルは熟練になると『知識』スキルのように、見えるものが増えるようになるそうだ。『ガラス技師』のティアラさんには、私には読めない情報が見えているのだろう。


「『ガラス岩』はガラス板を失敗すると出来るアイテムのひとつなのですが、こちらの『ガラス岩』は品質が見たことがないほど低いです。ガラス板1枚が丸ごと失敗して『ガラス岩』になりますからビー玉20個分、錬金術の合成ではガラスの量が圧倒的に少ないのでしょうね」


 ふむふむ。

 『ガラス岩』は失敗品だが、ガラスなので再利用出来る。ビー玉と違って目減りせずそのままガラス板1枚に戻せるのだが、溶かすのに時間がかかり、燃料が多く消費される難点があるそうだ。


「次の合成にガラス工の作る『ガラス岩』を使用すると、また別の結果が出る可能性がありますわね。わたくし『ガラス岩』も溜め込んでますから、ランさんお願いしてもよろしいかしら?」

「願ったりにゃん!」

「うふふ、ありがとう」


 『ムーンキャッチ』は、上位アイテムに『サンキャッチ』があり、その練習レシピとなるものだそう。


 『サンキャッチ』は日光に当てておくとその光を閉じ込めて魔力に変えるアイテム。日光に十分当てたあとは『魔晶石』となり、200MP分の外付けバッテリーとして使えるアイテムになる。なお消耗品。魔力回復ポーションを使えばいい話なので、消耗品としての利用はほとんどない。しかしこれを好む召喚獣や従魔がいるため、定期的に需要のあるアイテムだそうだ。


 なおその練習品である『ムーンキャッチ』も月光を取り入れて性質変化する特性があるが、日光と違い、夜に外に出なければいけない上、当てる月光を選んだりする必要があり、めんどくさいのであまり行われないらしい。

 ただ『ムーンキャッチ』は小振りで、見た目がほんのり銀色に輝いて可愛いので、アクセサリとして人気がある。


 ちなみに『サンキャッチ』はそもそもちょっと大きめなので、アクセサリには不向きなのだが、ペンダントには出来る。しかし装備してるとそのうち魔力充填して『魔晶石』になってしまい、魔法を使うと優先使用されて消滅する特性上、アクセサリには向かない。ついでに一度『魔晶石』になると再充填はされないのだとか。エコじゃないね。


 アイテム分類が『石』になるものは基本的に金具をつければどんなものでもアクセサリーに出来るらしい。極端な話をすれば、石ころだってアクセサリーに出来る。


「『装飾工』という上位スキルなのですわ。オシャレ装備はもちろん、上級者向けの魔法アクセサリーなども承っておりますの」


 ティアラさんのメインはスキル『装飾工』を使う『装飾師』という上位職だそう。

 しかし装飾品に使う宝石はそうそう手に入るものではない、かといって石ころアクセは作っても需要などない。そこで代替品として、ガラス工を始めたのだそうだ。

 ちなみに『ガラス工』はSP消費でも取れるが『鍛冶』があるならガラスを扱ってる内にラーニング出来るらしい。ティアラさんはこのルートで開通したので、ガラスの失敗品が人より多いのだとか。


「お恥ずかしい話ですわ。再利用出来る品なものですから、いずれまとめて時間のあるときに溶かそう…、などとつい溜め込んでしまいましたの」

「あるあるにゃん。猫もわかりますにゃん」


錬金術はその点、溜め込んだアイテムが一瞬で溶けるからあまり不安はない。ないが、限度はあるから気をつけよう。


「『ムーンキャッチ』は錬金術の方が消費が多いみたいですね。でも品質は通常品質、悪くありません。『ムーンキャッチ』は失敗品ではありませんが、練習用レシピですので、おそらく錬金術でも扱えるアイテムだと思いますわ」

「練習用レシピなんてあるにゃんね。初めて知ったにゃん」

「ええ、いきなり難しいレシピに挑んで失敗続きではめげてしまいますから、段階的にステップアップするのですわ。練習品はギルドで定額で買い取ってもらえますから、比較的損の少ないLV上げが出来ますの。といっても燃料費で赤字ですけれど」


錬金術はその辺、燃料費とかかからない…と思ったが魔石とか入れるんでしたね。かかるわ。

 今は大丈夫だけど、そのうち必要になりそう。こわ…。


「そしてこちらの『硝子玉』ですが…、ランさんも予想されていた通り、ガラスとは異なる『硝子』というアイテムがあると考えてよさそうですわね。そしてこれはその『硝子』で出来たビー玉のようなものだと思います」

「20個溶かしたら『硝子板』にゃん?」

「そうかもしれません。わたくしの『ガラス工』で見ると、こちらは『溶解用素材』と出るのですわ。しかし、一次素材を他スキルでしか生み出せないというのは歪ですので、ガラス工にも作る方法があるはずです」


 布を作るための糸は『裁縫』で製糸できるし、武器を作るための金属も『鍛冶』で精錬出来る。

 多少他のスキルが必要なことがあっても、一次素材に関してはメインスキル+補助スキルという形になるはずで、完全に他スキルでしか作れないというものはないそうだ。

 なるほど、たしかに?


「それで考えてみたのですけれど、第三エディションから『鍛冶』に『魔鉱炉』という工房アイテムが登場しましたのよ」

「お高そう」

「ええ、お目々が飛び出ましてよ。わたくし『鍛冶』は初級で止めたものですから、まったく興味がなかったのですけれど。もしかして、この魔鉱炉でガラスを作ったら硝子になるのかしら?と興味がわきましたの」


 興味をかられたティアラさんだが、さすがに魔鉱炉はポンと買えるものではない。そこでレンタル生産施設の上位版である、上位工房レンタルをお試ししてみたそうだ。ちなみに学園都市にあるらしい。行動力!


 上位工房レンタルもかなりお高いようだが、第三エディションから登場した新規工房アイテムのお試しが可能とあってなかなか人気らしい。


「それで試してみたのですけれど、なかなか難しくて。でも『硝子玉』はやはり失敗品の一種のようで、ビー玉感覚であふれでましたわ。結局、一日の挑戦では『硝子板』まで辿り着けませんでしたの。わたくし、これでもガラスに関してはかなり出来るつもりでおりましたが、まだまだでしたわね」


 ティアラさんの声はしょんぼりしている。

 うーん…、あ、『魔鉱炉』はたぶん魔道具だから、装備品が反発してしまってる可能性も?


「ティアラさんは魔法は使うにゃん?」

「わたくし? ええ、戦闘では魔法使いですわ」


 このゲームは純生産でも種族LVを上げるために多少の戦闘は余儀なくされる。生産はあくまでスキルなので、LVが上がらないのだ。一部経験値の入る素材もあるらしいが、滅多にない。


「もし発動体指輪をしてたとしたら、魔鉱炉と反発してしまってるのかもしれないにゃん」

「あら…、たしかに、わたくし発動体は指輪を使用していますわ。それは錬金術の知識ですの?」

「錬金術で使う魔道具の錬成陣では、発動体指輪をしてたらダメって明記されてるにゃん」

「まあ。そうだったんですの。錬金術師は魔道具のスペシャリストですものね。早速、今日また試してみますわね」

「魔道具を扱うには指揮杖がいいらしいにゃん。でもガラス工だと手が塞がるのは大変?」

「炉で溶かしている間は手が塞がっていても問題ありませんわ。しかし指揮杖ですか…、ロマン砲ですわね」

「ロマン砲」

「指揮杖は魔法に指向性を与えるためだけの杖ですから、範囲魔法や設置魔法を無理矢理狙撃に使う、いわゆるロマン砲専用武器なのですわ」

「それ現実的じゃないやつ?」

「ロマン砲ですもの。希にレイド戦で活躍します」

「希に」

「ロマン砲のロマン砲たる由縁ですわ」


 いつでも活躍してたらそれはロマン砲ではない、ただの砲台だ。

 真理である。


「うーん、手に入りやすいのは『イッカク』かしら。『一角杖』を作ってくれる人に依頼しないといけませんね。ランさんは指揮杖は何を使ってますの?」

「初心者の杖が指揮杖だったにゃん」

「ああ! なるほど、そうでしたのね。指揮杖はマイナー武器ですからね…木工か、革工にお願いしないと」

「角の加工は革工にゃん?」

「ええ、革か、あとは木工でも加工出来るそうですわ。両方あると更にいいとか。二つ持ちは杖職人や、弓職人に多い型ですわね。発動体指輪が人気ですが、前線攻略の魔法砲台はやはり杖を使いますから」


 装備品を作るスキルもいろいろあるんだなー。

 そういえばスリングショットも木と革で出来ているし、装備品の作成にはさまざまなスキルが必要になるのだろう。装備制作はかなり生産に寄らないと難しいらしいと聞くけど、納得である。


 戦う生産職は消耗品産業が多いそうな。調薬とか料理とか木工(矢)とか。あとガラス工も、調薬のガラス瓶制作で人気。

 生産は魔法ほどではないけどSP消費が重いので、戦闘もやるなら3種類までと言われている。しかし上位スキルにしようとすると周辺スキルにもSPかかるので、1つか2つに絞る人が多いらしい。

 SPかつかつ問題はLVが上がるほど切実なのだ。


 猫SP余りまくってるにゃん?ていうのは戦闘してないから当然である。

 スリングだって投擲スキル無しで使ってもまだ当たる。それだけ敵が弱いのだ。なにせ私、腐ってもLV11なので。自由都市マケットの南平原は適正LV7だもん。楽勝さ。


「ランさんが初心者の杖を卒業なさるんでしたら、次は『ミミットホルン』か『青ブナの枝』の杖がオススメですわね」


 さっき聞いたやつだ。青ブナは売ってしまったな、と思ったけどあれは丸太だったわ。

 そういえばチュートリアルで伐採するとき、枝をバサバサ落とすような作業は特になかったけど、あれは枯れた青ブナを伐採してたせい? いずれちゃんとした木を伐らねば。

 採掘もチュートリアル以来出来てないな。やりたいけど掘れる場所まで辿り着いてない無念。


「こちらの『光玉』と『試験管』はわたくしの目にも素材とは出ませんので、こちらは『硝子』で作るアイテムなのだと思います。瓶を作ろうとすれば『試験管』になると予想はつきますが、『光玉』はちょっとわかりません。似たようなレシピがないのですわ。こちら、光属性が少し入っているようですから、アクセサリーにするとなんらかの効果があると思います」

「なるほどにゃん。なら、作るなら『試験管』か『光玉』を作るのがいいにゃん?」

「ええ、それがよろしいと思います。今回は次の材料と交換、という形でって仰っていたけど、本当にそちらでよろしいんですの?」

「もちろんにゃん! 錬金術はバカみたいにアイテムを使うから材料集めが大変にゃん」

「たしかにそうですわね。あれだけの量で、と思うと少ないと感じますわね」

「『硝子玉』一個に50個以上必要にゃん」

「50個以上!? それは『割れ物ガラス』もあっという間に吹き飛びますわね…」

「あ、『硝子玉』は錬金術で使うかもしれないにゃん。ティアラさんが作れるなら、こっちでもらっておいてもいいにゃん?」

「もちろん構いませんわ。わたくしが作る分は『硝子板』に出来るか試したいので、今はお渡し出来ません。砂からちゃんと作れるようになったら、お渡し出来ると思いますわ」

「必要なアイテムは無理に売らなくても構わないにゃん!」

「ふふ、ありがとうございます。では今回お渡しするのは『割れ物ガラス』『ビー玉』『ガラス岩』、それから『ムーンキャッチ』も100ほどならありますけれど、どうします?」

「『ムーンキャッチ』はアクセサリーで販売できるんじゃ?」

「そうですけれど、わたくしが販売してしまうと初級オシャレアクセサリーのパイを奪ってしまいますから、悩ましいところでしたの。そこは新人ガラス工さんのお仕事なのですわ」

「そういうことならありがたくいただきますにゃん!」

「では交渉成立ですわね! 『試験管』は『調薬』の人にいくらくらいになるか聞いておきますわね。『光玉』はわたくしが買い取らせていただきたいわ。素材の状態ではどんな効果がつくのかまではわかりませんので、わたくしがアクセサリーを作ってみて、結果如何で買取価格も変わりますわ。よろしくて?」

「まいどありにゃん! もちろん結果次第で構わないにゃん。それにしても、この量じゃ猫はもらいすぎにゃん?」

「そこは情報料というやつですわよ、ランさん。わたくし『魔鉱炉』にはまったく興味ありませんでしたのよ。ガラスに魔力は入らないというのが通説でしたからね、また運営お得意のガラスハブと思っていたのですわ」

「ガラスハブ」

「運営さんはすぐガラスのことを忘れますのよ。陶芸アップデートのときの騒ぎといったらなかったですわね。同じジャンルなのに先駆ける陶芸と後追いのガラス、あの悔しさといったら! 七宝がなんぼのもんじゃいですのよ!」

「七宝焼きはガラスじゃないにゃん?」

「ガラスも陶芸も出来るのですわ。でもガラスアップデートが遅れたせいで完全に陶芸にお株を奪われましたの。分野的にはどう考えても『鍛冶彫金』ですのに!」


 キィ!とティアラさんは悔しそうだ。第三エディションまできてるゲームにはさすが、さまざまな歴史があるな…。


「…コホン。そんなわけで魔鉱炉で新素材が作れるのでしたら願ったりですのよ。可能性に気づかせてくれたお礼ですから、受け取ってくださいませね。……それにわたくしにとっては不要品ですので、もらいすぎとかいうことも全然ないんですのよ?」


 ティアラさんから大量のガラス素材が転送されてくるのをせっせとしまう。

 量が…多い…! そして重い! でもルイがいるから大丈夫!


『割れ物ガラス』300個『ビー玉』300個『ガラス岩』300個『ムーンキャッチ』100個を受け取った。


「『ガラス岩』はさすがに後は端数しか残っていませんの。もし有用に使えるようでしたら、知り合いにも声をかけてみますわね」

「ありがとうにゃん! お願いするにゃん」


 ざっとティアラさんの露店を眺めたがティーポットは残念ながら無し! 小物類は道具師の仕事らしいので、装飾師のティアラさんが作ってる可能性は限りなく低いだろう。残念。ティーポットは他所で探そう。


 ティアラさんはこのあとレンタル上位工房へ向かうために店を畳むそうなので、この跡地をお借りして露店をすることにした。


「ではまた、ご贔屓に!」


 身代わり店主の店仕舞いは本人がその場にいなくても完了できるようで、品物がポワポワ消えて、身代わり店主のぬいぐるみに吸い込まれると、ぬいぐるみが周囲へ一礼、そしてくるっと宙返りして消えた。

 おおー。なんかすごい。くま可愛い。私もいずれロシアンブルーのぬいぐるみが欲しい。いやロバでもいい。


『陶芸』も鍛冶から分岐するスキル。

陶芸で作った食器に料理を盛るとバフ飯にバフがかかる。バフ飯販売すると消耗品になるという儚い運命のため陶芸家プレイヤーは消耗品専門と、芸術家に別れている。なおガラス工で作った食器類も同様。

陶芸の芸術家型プレイヤーに『やめて!割るなら売ってェ!』とすがりつく料理人プレイヤーが『ならん!(パリーン!)』されているコントが工房街では日々繰り広げられている。


各種食堂のさまざまな食器や狩人ギルドの射撃的を作るなど、地味に納品依頼が充実しており、公式が手厚い。そのためどこもかしこもガラス瓶納品でガラス瓶しか作るものがないガラス工には一方的に敵視されている。

一方で陶芸は『ガラス瓶はマケボでも売れるやろがい!こっちはNPC納品やぞ!』という理由でガラス工を妬んでいる。隣の芝生が青々としている。

七宝焼は悲しい事故でしたね(すぐにガラス工にもアップデート入りました)


ジョブランクによる実績解除スキル以外の派生スキルはラーニング可能。

『鍛冶』『鍛冶彫金』『ガラス工』『装飾工』『石工』『宝石加工』『宝飾工』『彫刻』などアクセサリー作りに必要な生産スキルは多岐に渡るため、素材を大量投入しラーニングで無理やり揃える猛者も多い。

戦闘もそれなりにやる生産職は金の力でSPを節約する。

マネーイズパワー。



240429 表記揺れ修正(魔術→魔法)

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