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中村拓郎

「こんばんは勇斗さん、ソラさん。今日も戦いと行きましょうか」

「せいぜい妾を退屈させるでないぞ」


 やはり今日の対戦相手は樹とエルマであった。転送された場所には見覚えがある。

 岩泉町にある仙竜洞という一年前に閉園した鍾乳洞の観光地。幼い頃に家族で訪れたことがあった。

 仙竜洞の中には目を見張るような美しい地底湖がいくつも存在している。


「それじゃ、早速始めてもいいですか?」

「少し待ってくれるか。この世界の痛覚は現実世界の四十分の一なんだよな? 元の痛覚に戻すことってできるのか?」

「可能ですが……いいんですか?」

「頼む。やってくれ」


 痛みも鈍く、死という概念がないこの世界では緊張感を持って戦うのは難しいと考えた。

 なら、せめて痛覚くらいは元に戻す。


「分かりました。ではちょっと失礼します」

 樹が俺の額に手を翳す。まるで地震が起きているかのように視界が上下に揺らぐ。

「終わりましたよ」

「そうか、ありがとな」

 確かに感覚が敏感になった気がする。

「お兄ちゃん、私もやってもらう」

「ソラ、いいのか? 痛みを感じやすくなるんだぞ」

「うん。私もお兄ちゃんと同じ立場で戦いたいから」

「そうか、ありがとな。樹、ソラの痛覚も戻してくれ」

「エルマ、頼む」

「うむ。しかし、物好きじゃの。わざわざ茨の道を選ぶとは」


 エルマがソラの額に手を翳した。どうやらソラの痛覚はエルマじゃないと戻せないようだ。



「終わったぞ。それじゃ、始めても良いかの?」

「ああ、今日こそ絶対に勝つ」

「それくらいの覚悟で来てもらわないとこっちも困りますからね。では、行きますよ」


 先手必勝とばかりに樹は血縁術で糸を生成し、攻撃してきた。

 樹とエルマの操る糸は刃物のように凄まじい斬れ味を誇る。屈んで糸を避けると、『ズザザザ』と音が鳴り響き、岩肌が削れた。


「ち、いきなりかよ! ソラ、少し距離を取るぞ」

「うん、分かった」


 樹達から離れることにした。樹達と戦うのは今回で五回目になる。

 四回の対戦を通して分かったのが、樹達の血縁術は俺達の血縁術に対して、絶望的に相性が悪いということ。

 爆弾を投げても爆発させる前に糸で弾き返される。それを防ぐため早めに爆発させると、逆に俺達の方がダメージを負う。


「ソラ。昨日、話したことは覚えているな」

「うん。ちゃんと覚えてるよ」


 血縁術を使って日本刀の形をした爆弾を作った。これを作れるようになったのは最近であるが、樹達に対抗するには接近戦が有効であると判断した。

 閃光弾や発煙弾といった目眩しの爆弾は使えるかもしれないが向こうも対策を取ってくるだろう。


「しかし、あいつら追ってこないな」

 こちらから向かうべきか……いや、何か罠を張っている可能性を考慮すると俺達から仕掛けるのは危険だ。

 洞窟内に蜘蛛の巣のように糸を貼り巡らせ、動きを封じるという作戦かもしれない。

「お兄ちゃん、来たみたい」


 小さな足音が聞こえてくると同時に糸が飛んできた。あいつらの糸、想定よりも遥かに伸びる。

 樹とエルマの姿が見えてきた。おちつけ、次の手を考えろ。


 考える間も無く、首筋に糸が接近し、しゃがんで避ける。岩壁からゴロゴロと石が崩れ落ちる。

「一回避けだだけで調子に乗らぬことじゃな。ほら」

 エルマが粘着生のある糸を飛ばし、俺の足にくっつけた。

「し、しまった……」


 身体がエルマのいる方向に引っ張られる。これでは自由に動くことができない。しかも、樹の放つ糸が顔面目掛けて接近してきた。


「ソラ、頼む!」

 ソラはすぐさま俺の足に付着した糸を斬ってくれた。そして、俺の方も日本刀で樹の糸を防いだ。

「よく反応できましたね」

「稽古してもらったからな。あいつの……いや、あいつらの剣術は俺達よりもすごいんだからな」

「死線を潜ってきただけのことはあるようですね」

「まぁな。それにしても、お前程の実力があってもシスターウォーに勝てないとはな。一体、誰に殺されたんだ?」

「熊谷綾河です。僕の姉はあいつに殺されました。そして、復讐の為にシスターウォーに参加しました。しかし、負けてしまいました」


 参加した動機は莉子と一緒か。樹達でも勝てなかったとなると大方、絶縁術を使われたのか。


「そうか。俺はあいつを倒した。けど、俺だけの力じゃない。お前みたいに復讐の為にシスターウォーに参加した奴と一緒に戦ったんだ」

「そうでしたか。その人はどうしてます?」

「今も生きてる。けど、契約していたシスターは死んだ。熊谷綾河の絶縁術でな」

「絶縁術は契約者がシスターを血縁術で傷づけることによって発動します。ですが、絶縁術を使えば血縁力が低下するという欠点があります」

「知らなかったな……絶縁術にそんな弱点があったのか」

「それだけではありません。一度、絶縁術が発動するとシスターは見境なく暴れ出します。下手すすると契約者も殺してしまうでしょう」


 確かにあの時のアデルは暴走していた。しかし、途中で正気を取り戻し、片言だが言葉を話していた。


「でもアデルは正気を取り戻していたぞ。言葉だって話してた」

「そうでしたか。どうやら僕が戦った時とは違うみたいですね。いずれ、絶縁術でも親縁術の力には及びません。では、続きといきますよ!」

 再び樹が糸を放つ。右に飛んで避けた。先程よりも攻撃速度が上がっている。

「ここからは本気でいきますからついてきてくださいね!」

 様々な角度から大量の糸が飛んでくる。何とかソラと協力して糸を捌くのがやっとである。

 間合いに入ることができない。

「隙ありじゃ」

 両腕を粘着生のある糸で止められた。しまった。これでは刀を振ることができない。

「お兄ちゃん!」

 すかさずソラが両腕に付着した糸を斬ってくれた。しかし、今度はソラに樹の糸が飛んでくる。

「危ない、ソラ!」

 ソラを背後に突き飛ばした。背中に激しい痛みを感じた。背後を振り向くと、樹が放った糸からポタポタと血が滴っている。

「結構、粘ったみたいですがもう終わりですか?」


 樹のやつ、戦いになると本当に容赦ないな。だが、俺たちもこのまま負けるつもりなどない。


爆砕(ダイナマイト)()(シスター)


 発煙弾を投げると、周囲が赤い煙で満たされる。しかし、煙は一瞬にして吹き飛んでしまった。

 樹はロープのような太い糸をまるで扇風機のようにブルンブルンと激しく回していた。


「発煙弾はもう通用しませんよ。閃光弾もね」


 やはり、対策しているか。仮に閃光弾を投げても爆発させる前に糸で斬られるだろう。

 ならば――


「オラァ!」

 刀を樹に目掛けて投擲した。

「な……」


 樹は困惑したせいか、防御が少し遅れる。貴重な武器を手放すのに等しい行為をしたため、意表を突くことには成功した。

 刀は糸によって樹の少し手前で折られてしまったがギリギリ範囲内に入った。


爆砕(ダイナマイト)()(シスター)》」

 爆発した刀から爆風が吹き荒れ、樹とエルマは軽く吹っ飛んだ。

「ば、爆発した?」

「その刀……なるほどの。爆弾じゃったのか」


 二人の額からは少し血が出ていた。しかし、大したダメージにはなっていない。

 やはり、この二人に勝つには親縁術しかない。

 俺はソラの手を握る。今なら出来る気がした。


「ソラ、やるぞ」

「分かった!」

「「親縁術、爆砕(ダイナマイト)()(シスター)」」

 心地良い快楽が全身を包み込む。まるでソラと一体化したかのような感じだ。

 気づくと俺の手にはソラが持っていた刀が握られていた。


「成功したみたいですね。親縁術」

「ああ、第二ラウンドと行こうか」

「親縁術とやらの実力、見せてもらおうかの」


 エルマが放つ糸が迫り来る。体感時間が伸びたように感じた。これが親縁術の力か。


 ――お兄ちゃん、右に避けて。


 精神の中にいるソラが指示を出してきた。ソラの指示に従い、右に避ける。


 ――お兄ちゃん、そこでジャンプ。


 ジャンプすると、足元に糸が通り過ぎていった。今度は横から樹の放つ糸が来る。

 片腕で糸を斬り、もう片方の手で球形状の爆弾を生成し、投げる。

 樹は珍しく慌てた様子で防御しようとしてきた。


爆砕(ダイナマイト)()(シスター)


 樹とエルマは防ぎきることができず、尻餅をついた。初めて二人から隙を作ることに成功する。

 俺は二人に近づき、間合いに入ろうと試みた。


「さすがに強いですね……エルマ、すまない。使うぞ。絶縁術を」

「うむ。遠慮はいらん。早くやるがよい」


 樹は糸でエルマの頬を傷つけた。エルマの身体はたちまち膨れ上がり、身体の骨格が変わったかと思うと黒い三つ目の巨大なクモのような姿に変部を遂げた。


「これがエルマの絶縁術により変化した姿です。親縁術で倒してみてください」

 樹はその場から離れていった。暴走したエルマと連携して戦うのは無理との判断か。

「キシャアアアア!」


 エルマが太い糸を吐き出す。後ろに下がって避けると糸が地面に深く突き刺さった。これは喰らうのは得策ではなさそうだ。

 爆弾を投げてみるとエルマは素早い速度で壁を這い、被曝を免れた。

 想像以上に早いな。正攻法で攻撃を当てるのは少々厳しいか。

 俺の斜め後ろ先には大きな地底湖がある。よし、やってみるか。


 ――お兄ちゃん、何か作戦でもあるの?


「ああ、ソラ。エルマが攻撃してきたら合図してくれ」


 爆弾を投げ、エルマが避ける――これは何度も繰り返した。

 エルマもまた糸を吐いて俺に攻撃するが、ソラからの合図を受け、避けた。


「オラ!」


 エルマに爆弾に投げつける。爆発音が洞窟内に鳴り響く。エルマは真下に地底湖がある天井に移動した。

 今まで使っていたよりも更に高い威力のダイナマイトを生成した。

 ダイナマイトを投げるが、案の定エルマは避けた。

 しかし、俺はそのままダイナマイトを爆発させる。洞窟内が大きく揺れ動く。

 天井からたくさん岩が落ちてきた。エルマが留まっていた場所も崩れ、彼女は地底湖内に落ちた。

 エルマは足をバタつかせた。これでしっかり狙うことができる。


「終わりだ。爆砕(ダイナマイト)()(シスター)!」


 溺れているエルマにダイナマイトを投げた。水中で爆発させると、地底湖から赤い血しぶきが高く跳ね上がる。

 ようやく俺達はエルマを倒した。


「どうやら僕達の負けみたいですね」

 樹が俺達の方にやってきた。

「エルマ……生き返るんだよな?」

「はい。僕達はデータの塊ですからしばらくすれば再生します」

「そうか。ならいい」


 俺は親縁術を解いた。ソラは俺の背中に抱きついてきた。


「ソラ、大丈夫か?」

「うん、大丈夫」

「勇斗さん、ソラさん。本日を持って修行は終わりとなります」

「え、でも……」

「親縁術を使えるようにするのが僕の務めでした。勇斗さん、僕がいたあの世界をどうか守ってください」


 自分の身体からキラキラとした粒子が出ているのが気づく。どうやら、現実世界に戻されるようだ。


「分かった。俺は必ず中村拓郎を止める」

 勇斗は満足そうに微笑んだ。

「お願いします。それと、熊谷綾河を倒してくれてありがとうございます」





 気づくと俺は装置の中にいた。脳内装置と酸素マスクを外すと、仮装装置の蓋が開き、俺は外に出た。ソラもすでに装置の中から出ていた。


「ソラ。久々の現実世界だな」

「うん。マスター達いるかな?」


 上の階に上がったが誰もいなかった。一体どれくらいの時間が経過したのだろうかと思い、パソコンのモニターに表示されていた日付を確認する。


「十一月四日か……」


 晃平の言う通り、仮想装置に入ってからすでに一ヶ月程経過していた。中村拓郎のシスターが第二次成長期を迎えるまで残り一週間しかない。


「やぁ、修行が上手くいったみたいだね」

 晃平、美穂さん、そしてスールが現れた。三人ともひどく服が汚れていた。模擬戦でもしていたのだろうか。

「一応な。今の俺達の血縁力はいくつなのか教えてくれるか?」

「ちょっと待っててね」

 晃平はパソコンに向かうとカタカタとキーボードを叩き始めた。

「今の二人の血縁力は10112だね。大したものだよ本当に」


 本当に血縁力が一万を超えていた。こんなに上がるとはな。


「すごいわね勇斗君。こんなに血縁力を上げるなんて」

「ソラが頑張ってくれたおかげですよ。それより管理人。これから俺達はどうするんだ? ライアとかいうシスターが第二次成長期を迎えるまであと一週間しかないぞ。あいつらがどこにいるのか分かるのか?」

「大丈夫。既に話はつけてある。十月十日、中村拓郎とライアへ月出島に来るよう伝えておいた」

「話はつけてあるって……向こうは承認したっていうのか?」

「うん、OKしてもらったよ。戦うのは無人島だから思いっきりやれるね」

「ちょっと怪しくないか? どうしてわざわざそんなこと……ドタキャンされるだろ」

「二人の目的はあくまで人類を一人残らず滅ぼすことだからね。血縁力を持つ僕や君達なら第二次成長期の力でも簡単に仕留められないと判断したんだろうね」


 俺達のことは第二次成長期を迎える前に直接殺そうっていう訳か。随分と甘く見られているものだな。


「それにしても、晃平さんは本当に強いわね。あなた一人でも勝てるんじゃない?」

「いや、無理だよ。現に何度も負けているしね」


 晃平は美穂さんが認めるほど強いようだ。しかし、血縁力が999なら、今の俺達とも勝負にならないだろう。


「とりあえず分かった。月出島の戦いは何時から決行するんだ?」

「夕方の五時からだね。一応言っておくけどライアの誕生日は十一月十一の午前六時三十七分。つまり、戦いが始まってからの制限時間は十三時間三十七分ということだね」

「十二時間以上もあるなら時間は気にする必要はないんじゃないか?」

「上手くいけばね。何せ十年前に彼らとは一晩中戦ったからさ。とにかく逃げられないようにしっかりと仕留める必要がある。それだけはちゃんと覚えておいて欲しい」

 テレポート能力が使える晃平なら逃亡を防ぐことができると思うが……まぁ、留意しておこう。

「今日は遅いからもう帰って休むといい。明日、またここに転送するから」

「明日は何をするんだ?」

「中村拓郎を倒す作戦について話し合う。それと、少し今の君の実力も確かめておきたい」

「そうか、それじゃ、久々の我が家に戻してくれ」

「うん、ゆっくり休んでくれ」


 気づけば俺とソラは家のリビングに転送された。

 俺はソファーに座り、テレビの電源を点けた。たまたま放送していたのはニュース番組であった。


「昨夜未明、野田村の田んぼにて、男子高校生の死体が発見されました。村民への聞き取り調査によると修道服の少女を見たという声がいくつかあり、岩手県警は事件の関連性を調べている模様です」


 このニュース、ライアが関与しているとみて間違いないだろう。

 殺されたのは契約者だろうか。しかし、シスターウォーは行われていないはずだし、そもそもどうやって契約者とシスターを見つけているんだ?


「なぁ、ソラ。ソラって普通の人とシスターの区別って付くのか?」

「ううん、全然分からない」

「そうか……」

 もしも何らかの方法でシスターや契約者を判別する方法があるとしたら、俺達だっていつ襲われるか分からない。

「お兄ちゃん。私、お腹空いた」

「そうか。それじゃ、どこかで食べに行くか」

「うん!」


 不安も残るが、ずっと家に閉じこもる訳にもいかないので家から出ることにした。

 大通りのファミレスに入ろうとした時、後ろから誰かに肩を叩かれた。


 振り向くと二十代くらいの男性が立っていた。


「久しぶりだね、君達」

「あなたは……確か避難小屋の」


 山登りをしていた際、避難小屋で俺達にチョコレートを渡した青年であった。しかし、こんなところでバッタリ会うなんて驚きだ……いや、そもそもどうして俺達に気づいた?


「うん。本当に奇遇だし驚いたよ。それに君が契約者だっただなんてね」


 今ので確認した。こいつの正体。


「あ、あんた……まさか中村拓郎か?」

「うん。十一月十日を楽しみにしてるよ。それじゃまた」

 中村拓郎はその場から立ち去ろうとした。

「待て! どうして俺達がここにいるのが分かった? 俺達を今ここで殺そうとはしないのか? あんたのシスターは今どこにいる?」

「質問は一つずつして欲しいんだけど……まず一つ。ここで会ったのは本当にたまたまだよ。君達のことは晃平から聞いていたからすぐに分かったよ。何せ今まで出会った契約者とは比較にならない程の強い血縁力を感じるからね。二つ目は今ここでやりあう必要はない。そして、三つ目。ライアは僕の中にいる」

「そうか、親縁術……」

「その通り。俺の親縁術と君の親縁術、どっちが強いか十一月十日にはっきりさせようじゃないか」


 中村拓郎は振り返り、どこかに去っていった。見たところはただの一般人なのに人類を滅ぼすという恐ろしい思想を抱いている。


「お兄ちゃん、大丈夫?」

 ソラが心配そうに声を掛けてきた。心臓がバクバクと激しく振動している。

「ご、ごめん。大丈夫だよ。さ、夕食にしよう」


 ファミレスで食事をした後、家に戻り早めに就寝した。

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