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夢。

よく少女マンガとかでホント、ありえない学校に通ってる主人公の女の子とかいる。執事がついたり、ボディ.ガードがついたり...女の子にとって、誰でも憧れを抱く学校だ。

あたしは前まで、イヤ、数分前までまだ「そんな学校あったらいいけどありえない。あるわけない」と思っていた。だけど今目にしているものは違う。

なぜか女の子はドレス着てるし...なぜか隣にボディ.ガードらしき人が数名。しかも1人につき。こんな学校だけどあたしが今日、転入してきた場所だ。自分でも思ってる。「大変な場所に来てしまったな」って。だけど夢みたいな世界だからずっといたいかも。この学校に。


「こんにちは。ジェシカさん。ジェファニーさん。ついてきなさい。教室へ案内します。」金髪の、黒い眼鏡のいかにも「できる女」な人が言った。綺麗な日本語だ。もしかして先生?


私たちはその人の後についていった。

  「ここが教室です。」そう言って「できる女」はどこかへ行った。

トントン...ジェシカが教室のドアを叩いた。


「失礼します」あたしはそう言って入った。

「Hello!!」ジェシカはそう言って入った。


中に入ってびっくりした。先生がいない。

「ジェシカ...なんで先生がいないの?」小さい声できいた。

「みんな頭いいからね。自分で1人で、勉強できるんだよ。そんな人たちに先生いらないでしょ?」


まじで?みんなどんだけ頭いいんですか?

「こんにちは」日本人らしき女の子が話しかけてくれた。すっごく美人。少しハーフっぽいかも...

「こんにちは。よろしくね」あたしは言った。


「こんにちは」女の子たちがあたし達の方に来た。

「あなた日本人なの?」ブロンドの髪の女の子に言われた。男の子っぽい。

「うん。そーだよ。樹夏って呼んでね。」

「うん。わかった」


「将来の夢は?」今度は金髪の背が小さい子にジェシカが質問されてる。

「あたしは女優になるの」自信満々だ。

「あなたは?樹夏?」

「えぇ...決めてないな...」あたしに質問が、しかもこんな質問くると思ってなかった。


「あなた女優がいいと思うわ。ジェシカと同じだけどいいと思う!顔だってかわいいし」

女優かぁ、、、

「ありがとう。参考にしてみるよ」


そういえば...「なんでみんな日本語そんなにしゃべれるの?」

「だって日本人の子がくるって言うから、みんな必死に勉強したの!!」キーキー声の女の子が言った。


「あたしのために?ありがとう」



この日は3時間みんな自主勉強をして帰った。部活はないらしい。

「もしさ、樹夏が女優なりたいならさ、オーディション受けたら?あたしはもう受けることになってるんだけど...」

オーデションかぁ、受けてみたいなぁ...

「うん。受けてみる!!!!」


さっきの女優になりたい、なんてのは正直ちゃんと考えてなかった。だけど、やってみたいかも...



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