着地!
「 ―きて...起きて...」
遠くからジェファニーの声が聞こえてきた。
「起きて!!!」
近くで大きいジャファニーの声が聞こえた。あんまり声が大きすぎて飛び起きてしまった。
「やっと起きた!もうすぐ着陸するから荷物まとめてね」
あぁ、そーだったんだ。忘れてた。あたしの親友のジェファニーが「アメリカに明日帰る」って言いだして「樹夏があたしのうちに来ればいいじゃない」って言われたんだった。
お母さんも「行っていいわよ」って感じの事いったし!それで飛行機にジャファニーとアメリカ行きの飛行機に乗ったんだ。
今乗ってる飛行機はジェファニーの飛行機だし...お父さんとお母さんは世界的にも有名な芸能人。あたしの家は一般家庭。数年前親が離婚してお母さんと2人暮らしということをのぞけばだが...
「ほら、樹夏!ついたよ、先に行ってるから」
そう言ってジャファニーは飛行機から出て行った。
あたしはあわてて荷物をまとめて飛行機の外へ飛び出した。
そしてあたしは生れてはじめてのアメリカの土地へ足を踏み入れた。
今日は気持のよい天気だった。前を見ると少しイライラしてるジャファニーがいた。
「早く!9時頃につくってパパにいっちゃったんだ」
「ごめん、今行く」
重い旅行バックを引きずりながらあたしはジャファニーの方へ行った。
それから数分後、あたし達はまた車に乗り、ジャファニーの家目指してた。
車に乗ってる時間があんまり長かったからあたしは気がついたらもう眠りに落ちていた。