ふぁっぴつ！

　～ふぁっぴつとは。ファミレスでの執筆活動のことである～

　２９歳社会人で彼女いない暦＝年齢な主人公は今日も元気に大物ライトノベル作家になることを夢見てファミレスで執筆活動をするのであった。
　そんなある日、同じファミレスの常連である、推定１６歳の文学少女な見た目な美少女に頭から熱々のコーヒーをぶっかけられたことをきっかけに、彼女と交流を持ち始める。
　後に明かされる衝撃の事実。なんと彼女もまた自分と同じくライトノベルを執筆する者だった。
　更に２人にはもう１つ共通点があり、それは『自称天才』であること。

　２人のナルシストが１つのテーブルで向かい合うとき、そこから生まれるものとは――。