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第009部 ゼノさんと雑談っ!

ドアを開く音が再び響く……

ギルド長ことギルドマスターが出て行った。


門兵が久し振りに俺に口を開く。

「ところで、お前は精霊貨以外に金は持っていないのか?それは基本的に使えないが、貰った本人であり金に困っていれば、国が多少は金を出している」


「なんでそんなに気前がいいんだ?」

国がそんなに気前よく金を出すはずがない。


「ここだけの話、あれなんだよ……将来、国のためになるように早いうちから恩を売っておくんだとよ。大人っていやだな、ハハッ」


「ゼノさん……お前が言うかよ……」

この人は年によらず茶目っ気があると思う。


──────


「そういえばギルマスってなんて名前なんだ?」


かっこよくサンダーとかフェニックスとか付けちゃってたりするんじゃねえの?



「ギルサンダーだ。ギルサンダー・ホークスだ。X級冒険者として大陸中に知られる程有名だぞ?」


えっ?! まじかよ……フェニックスは無いと思ってたけど若干あっててびっくりしたぜ……



ふと思ったことを訪ねてみる。

「ゼノさん、冒険者ランクってどうなってるんっですか?」


「……冒険者ランクはなぁ、Gランクから始まり、F、E、D、C、B、A、Sで、そっからがSS、X、EXだ」


「それでギルサンダーさんは上から二つ目、だと……」



「そうなるな。しかし、ギルサンダーさんは500年ぶりのXランクだ。EXランクがいたのは2000年前……ユウキ・ジンノただ一人だ」


!?! 転移者っ……神が言ってた二年前にきたという…………




チートかよっ!!!!!!


─────

───


ゼノさんの話によると王都には図書館もあり、そこにユウキ・ジンノの物語もあるそうだ。

図書館に行くとしたら魔法が載っている本も是非みてみたい。

あれだ、どんな魔法かわかれば使えるらしいからな……正直わくわくするぜっ!



出発準備は今日を含めて2日だと言うし、この街も少しは見て回れるだろう。

金も貰ったことだし、ゼノさんに相談して街を回らせてもらうか……


まだよく分かってないんだよなぁ…………

いきなり王城に行くってなっても絶対礼儀正しくできねぇや。



今日も後半分しかない!この街を堪能しておくか!!


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