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第001部 死、それは全ての始まり!
初投稿なので文がまだ汚いですがよろしくお願いします。
俺、土御門 竜二は気がついたら死んでいた。
突然の事だった。
高校二年で青春真っ只中、帰宅部、彼女なしの学生である俺は一人、うつむきながらコンビニで買ったプリンを手に帰路についていた。
そんなときだ。
ある程度人通りのある道を歩いていた俺は突然の悲鳴に顔を上げた。
……
黒いワンボックスカーが大きなエンジン音をたてながら歩道に乗り上げている。
しかも自分の歩いている歩道にだ。
前にも後ろにも人はいない。
悲鳴を上げたのは向こうの女性だろうか……
と、思いながら俺は固まってしまっていた。
(避けなければ……)
体が強張って……動かない……
人生17年、このような体験は一度もない……
(……死ぬ……のか?……俺)
このままでは轢かれてしまうがもう遅い。
ドンッ!!!!
……再び悲鳴が聞こえる。
心なしか聞き取りづらい気がする……
あぁ……何で俺が……
(せめてプリンだけでも……食べたかった……)
竜二はこれを最後に地球での生を終えた。