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 王妃様が来て、子爵領をくれた

「ああ、すまんな。助けには来たが、終わってる」

 と、王妃殿下はおっしゃった。

 800の騎馬兵でまず突入してきたので、開門準備が大わらわだったよ。

 だって、いつも迎え入れる門中のスペース、今はガチョウとかでごった返してたから。

 慌てて隙間に追いやって。

 山羊なんかも端の小屋に入れて。

 開門して、うちの二十騎(と犬六匹と歩兵十人)が逃げた敵を追いに行くから、殿下の騎馬兵も五十ばかりついていき、夜になって、自害した首謀者の亡骸を引きずって帰ってきた。手首のない、あの男だった。

 それはさておき、私はてんやわやとしながら、客棟に殿下たちを案内して、礼を言った。

「藤で良いぞ」

「あれは動かせませんで」

「藤をみたいな」

「困ります。枝花でご容赦を」

 ねだりがきつい。

 咲いている時期ではあったけれど。知ってて来たのだろうなぁ。

 応接室の花瓶に紫の、葡萄みたいな花房の枝を四つぐらい差して固定し、飾った。

 満足そうに花に顔を寄せられて、

「んんん。私はこの花がすきでな。支えにした親木を絞め殺していく図々しさがなおよし」

 返答に困ることを言う。

「公爵家にはないのですか?」

「昔の庭の画にはあったが、戦時に手が足りずに枯らしたらしい。姫が生まれたときに植えてみたが、なかなかうまくいかぬ。あれだ。棚にならんのだ」

 二十一年ぐらいでは、殿下の満足する棚にまで育たないのだろうな。

 うちの藤は百五十年以上のはず。

 棚の下はもはや紫の雨。

 まあ、入れないけれどもねー。村の中だから。

 伝染病が猛威を振るった一年間だけ、中に入ってたけれど、あんまり覚えちゃいないわ。

 紫の雨と。

 そこかしこから聞こえる鶉のつんざき声と。体小さいのに、すごい声なのよね。

 ガチョウの低い声と。鳶の声と。

 鳥の声の記憶が、どれもきれいな声じゃないんだけども。

「伯爵の前妻、君の実の母上は、こういう花を生けて飾るのが大層上手かったのに。残念だったな。戦が始まって、華美な催しはできないし、花もあまり飾らなくなったが、惜しむ声も多い」

 頻繁に夜会に、茶会に行ってしまう母を思い出した。

 あれ、もしかして、うちの花を売るために花を生けにいってたの?

 確かにみんな、お仕事なんです、とは言ってたけど。

「城に来たら、回廊を見ていくといい。母君の生けた花瓶を画にしたものが何点か、ああ二十点以上在るか。まあ、見ていくといい」

 そのまま王妃殿下が客室に泊まること、三泊。

 そして、別動していた公爵家兵達がこちらに合流した。

 今回のことを起こした子爵家の首謀者、協力者を捕縛して、門前に揃っていた。

「何かの間違い」

 等、言い訳をしている顎にヒモを付けられた頭髪のない男が子爵だ。前にいきなりやってきて、私に手を伸ばそうとしたので覚えている。

「都から三日ぐらいの距離は、手厚く『目』を置いているのだよ。貴様の動きは、二日ぐらい遅れで城に届くのだ」

 だから、変な動きがあるのは報告されたのだという。

 ただ、四千人ぐらい動かしたので、さすがに即時に駆けつけるのは難しかった、と。

 息子の死体を見た子爵は激怒する気力もなく、ただ恨みがましく私を見て、女のくせに、小娘のくせに、領地なぞ生意気とか呟いていた。

「ああ、こういうのはきれいに詰んだと思ったのだが、すまないな、どうしても根が残ってしまう」

 肩を地面に押しつけるように地に伏せられていた子爵の顎にかかったヒモの持ち手が乱暴に兵士によって捕まれ、顔を上げさせられた。

 水平になったその眼孔に、殿下の細いヒールが刺さった。

 え、あの技、すごい。

 やれるかな。真似っこは不敬かな。

 そしてずりっと引っこ抜いた。

 子爵は呻きながら暴れているが、屈強な兵士が抑えているので、そのうちびくびくっと痙攣して始めた。

「門前を汚してすまんな、小伯爵。この者の領地は黒百合を植えるがよし(領地をやろう)」

 私は背後のマナーの先生を手で掴んだ。

「若輩また代理ゆえ、身に余ります」

 と、先生が囁いたので、そう答えた。

「何、面倒なら、伯爵が戻るまでそこの領民は殺して土地を遊ばせておけ。王家としてもあの土地は、おもしろみもないからな」

先生「王妃殿下の手を煩わせる諸事であるならば、臣は喜んで肩代わりいたします」

 え、受けるの?

 やだ、たぶん面倒くさい。

 けど、断るのは無理そうで。

「謹んでお受けします」

 と、簡素に答えたら、先生に背中をぼんぼん叩かれたが、ごめんちゃんとした文言覚えてられなかった。

 そしてそのまま、騎士800と王妃殿下に連れられて、子爵領に連れて行かれ、領主宣言されてその場で書類も書いて。

 領地が増えた。

 子爵家の者はみんな処刑された。

 街道に首が並んだ。

 領民は、殺しちゃえばいいよとか笑いながら殿下が言っていたが、殺すまでもなかった。

 食い詰めで、傭兵団に若いのは持って行かれてるし、痩せた子どもと、見目の悪い女しか居なかった。ちょっと見た目が良ければ、王都の娼館に売り払われてしまったのだろう。残った中年の男というのは、子爵の身内で、こちらを嫌らしい目で見てきたので、とりあえず殺処分した。

 とりあえずで殺すな?

 身内でもない、貴族でもない者が、直接しゃべりかけてきて、にやにやしながら手を握ろうとしたら、うちの騎士たちは斬りかかるわ・・・。

 花の村も、王都の屋敷も、周囲にいたのは親どころか祖父母の親ぐらいから黒百合伯爵家の使用人だから、家族会議参加可能なの。

 初対面で、小伯爵に許可もなく近づくって、おかしいからっ。

 しかも、私のすぐ後ろは王妃殿下がいるのに。

 蕎麦粉を茹で溶かしたもの(そばがき)をかなり薄めて炊き出しして、生き残った村民から話を聞き出させた。

 売れるものは売って、ひたすら税金をとって。1500人近かった人口は今や600人。この時点でも、うちの村より多いけれども。

 そうしてかき集めた金で、盗賊やら傭兵をせっせと雇って、うちにぶつけたらしい。

 戦時のどさまぎに、手に入れられると思ったそうだ。かつて、それが横行した、らしいと。

 うちは東の領地、ちゃんと貰っているというか、たぶん今回みたいに『近いよね? ちょっと預かってよ』ってノリで授けられてる気がする。

 でも、そういうやりとりが、個人的過ぎて、下位貴族だと特にわからず、奪って既成事実にすることができる、という考えに至ったようだ。

「ここでそれはさあ」

 本当に、馬鹿だなぁ。王様が暮らす城の目と鼻の先で、それやったら、殺処分されるし、やるなら王家と話をつけ、あ、王太子とは話つけてたのかもね。国王陛下と王妃殿下は話とおらなかったけれども。

 ああ、なるほど。

 そっか。

 あのくそ王子か。

 私が察したことを、王妃殿下が気づかないわけもなく。

「平時ならおとなしくしていたかもしれないが、もう駄目だな」

 王妃殿下はここの領地を私に引き継いで、帰っていった。

「とりあえず、三ヶ月は貸しておく」

 と、100人ほどの兵を預けてくれた。



 花の村はマーサ母様に任せて、私はこの村を立て直した。

 ミルクを絞るために山羊を連れてきたら、許可なく殺して喰った馬鹿の指を切り落として、足の腱も切り(でもその後胃が受け付けなかったのか、当人死んだ)。

 種芋を植えたら、夜中に掘り起こして生で喰って腹をこわして転げまわる馬鹿を、両目潰して、監禁し(そしてそのまま衰弱死)。

 猿か、ここの連中はっ。

 と、毎日激怒した。

 炊き出しは毎日してる。

 量は少ないかもしれないが、胃腸と相談してのことだ。飢え死にしない程度には全員に回っている。

 痩せて、腹がぽこんとしていた幼児が、ようやく肉がついて、目の窪みも減ってきた。

 ここの連中、特に男だが、子どもの食べてるものを平気で奪って貪るから、子どもが死にそうに痩せてる。そういう行動をした男は、利き腕の指を全部切り落とした。

 領民を殺して、土地を遊ばせても良いと王妃殿下が言ったのが、本当に『一番簡単なこの土地の管理』だったのだなあと思う。

 三ヶ月の間に、五体満足の大人の男はいなくなった。

 女達も、指をなくしたりはしたけれども、芋が実って茹でて食べ、チーズを口にしたり、薄いミルクで煮込んだそば粉や麦粉の粥を毎日食べられると、田畑を管理したり、井戸を掃除したりと、し始めた。

 盗み食いも減ったので、鶏を買ってきて飼育させた。

 王妃殿下の、というより公爵家の兵がいるうちにと、村を守る柵や門の修繕を頼み、王太子ご一行が戻って来るというので、一度花の村に戻った。

 街道を使えば、半日の距離(4時間ぐらいです。昼の半分なので)で、道が悪いので馬でひたっすら止まらず駈ける。馬だと酔わない。

 道なき森の中をなぜ、あの連中さまよいながら来たのか。見つかったのだから、この街道を走ればすぐなのに。丸見えだけれども。

 おじさま小侯爵は無事。

 半分以上死んでるってどういうことかな。

「東に着いた瞬間に、君のお父さんの指揮下に入ったからねぇ。身分は高いけれど、戦争知らない若造に使われるのはご免だったから。で、手紙の返事もらってきたから、渡しておくね。またうちの子たちとお茶会とかできたら、いいけれど。あと一年ぐらい無理かなぁ。お父様、あちらで頑張ってるよ、って言いたいけれど。君がこっちで、4倍以上の敵と籠城戦繰り広げて、駄目そうな領地再建してるの聞かされたらちょっとかすむ。頑張ったね。籠城向きの領地とはいえ、怖かったろうに」

 と、手紙を届けて、私をねぎらい去っていった。

 お父様の指揮下、か。

 それ詳しく聞きたかったな。

 王太子は宿泊せず、昼食だけ提供したらそのまま王都に向かっていった。

 その後、国王陛下と王妃殿下からの叱責に耐えられず、死亡したという話が流れてきた。

 王妃殿下が手加減間違えて折檻死させたのかな、と思った。

 その後、自殺と正式に告知された。

 誰が信じるだろう?

 そうして、王太女が立った。王女とその婿の嫌がる悲鳴がすごかったらしいが、他にいないと言われて無理矢理に。第二王子は婚約したが、結婚してないため、戦地で死ぬと面倒だから、継がさないとかなんとか。

 それはそれとして。

「姉様、ミーシャの誕生日、過ぎちゃったのっっ」

 我が儘義妹の機嫌をとらねばならない。

 でもミーシャ、姉様は仕事してきたんだよ?

「知らないもん」


 ミーシャが知りたいというので、厨で料理長に指導されながら、船とカモメのクッキーを焼いた。

 クッキー生地をこねて、専用型で船にして、カモメの押し型を、船の形が歪まないように真ん中に押して、ジャムをのせたら。

 危ないので、竃とかの側には行けないので、鉄板に乗せたら、あとは厨のひとにお任せ。

 出来上がったのは、味は普通にいつものだったけれども。割れたり崩れたり、無惨なものが多かった。

 出来のいいをミーシャに渡すとき、ミーシャが、

「このレシピ、私がお嫁に行くとき貰って良い?」

 と、聞いてきた。

 私は厨の者全員に視線を向けた。

「取り立てて、特別なものではございません。ミーシャ様が知りたいとおっしゃるならばかまわないと思います。特殊なのは、型、ぐらいですが」

「ジャムは水気、いっぱい飛ばしてからのせるのね」     

 と、ミーシャ。ジャム壺から出して、一度鍋で煮直す話を覚えているらしい。

「生地に水気が移って、焼き具合にムラが出ますから」

 そんなこんなで、出来たクッキーを持って、母様のところへ。

 執務室にいるからお茶を。

 母様とメアリーがいるだけ。

 ソフィアばあやは、いつもミーシャの背後にいるし。

 マナーの先生は剥製飾ってある部屋で勉強しているらしいから、通りがかりにレクターに頼んで呼んで貰った。レクターもお茶をするか聞いたら、難しいので一つだけいただきますね、とクッキーをハンカチに一つ包んで去っていった。

 執務室に着いて、卓にお茶の用意をしていたら、先生も来たから。

 ちなみに乳母とアンリはあっちの領地の見張りに置いてきている。

 人手足りないなー。

 レクター忙しいよねぇ。

 ルイスは城に行った。

 王女が立太したので、祝いのメッセージと青星花(王妃実家の家紋)が咲いたので、その鉢と、咲きそうな王家の花の鉢を持たせた。

 確か、姫様は子ども三人生んだら、女公爵になる予定だったけれども(王家の籍のまま子ども生ませたわけですねー)。二人目生んだばかりで、王家世継ぎにすげ変わったから、公爵家どうするんだろう。第二王子が継げばいいのかな。

 死んだ第一王子は、三家しかない侯爵家の一つ『兜(薔薇と兜の家紋なので)』から妻を貰ったのだけれども、流産して心身を疲弊させた王子妃が実家に戻って静養するも見舞うことなく、次の王妃になれるのは誰だー? と、城勤めの女に手を出しまくっていたので、妻の実家から嫌われている。

 で、今回、祖母の実家にあたる『剣(薔薇と剣の家紋)』からも嫌悪をもたれ、『盾(薔薇に盾の家紋)』は王女の夫が次男なので、王女派である。

 という有様だったので、ちょっと何かしでかしたら、廃嫡予定だったらしい。もう少し戦争での才能があれば、第二王子とポジションチェンジで生き残れたかもしれないが、半分以上死なせて帰ってきたから、もはやそれもない。

 第二王子か、第一王女か、といったときに。

「戦争が続くのを予定として組み込むと、第二王子には身軽でいて欲しい。書類と兵站の維持するには姫がよかろう」

 超戦争シフトに移行するつもりだから女王にする、と。

 他国だと「逆になんでっ?」なんだろうが、女も継承権があるので、こうなる。

 執務室に生けられた花を見て、土石流に流されたかのような一年を振り返った。

「ヒマワリが咲く時期になってるのね」


 あの日。

 この二人が来てくれなければ、潰れていただろう。人手がないし、私を守る保護者もおらず。

「画もそれっぽいのがあったから飾ってみたわ」

 と、マーサ母様。

「ああ、じぇ? の伯爵から迷惑料で貰ったやつね」

 執務室に、花瓶に生けられたヒマワリの画が飾られている。生のヒマワリより、画のヒマワリは、なんというのか、厚みがあって、目を引く。

 そういえばと、額縁に入ったそれを、そっと持ち上げ、裏を見て。


 八月六日 城の夜会、入り口

 伯爵夫人の生けたヒマワリを

 ここに描く



 とコメントがあり、作者名があった。

「母様の、生けた花か」 

 本物と、画と。

 並べて。


 似たようになるように弄ったが、この緑の長い葉はなんなのだろう。

 柳か。

 あ、無理そう。

 なんていうのか、こうはならない。こうまとめられない。


 奇跡のようにまとまった、画。


「天才でした」

 ソフィアがぼそっと言った。

「そうなのね」

「残念なのは、色彩感覚は超絶天才だったのですが、他はてんで」

「なんか、わかる。おばあさま、いつも怒ってたもんねぇ」

「前伯爵の夫人、私の主は、それでもあの天才を愛しておりましたよ。ですが、失礼を承知でいいますと」

「側にいて欲しいひとじゃないんだよね」

「たまに、ならいいのですけれども」

 ソフィアばあやと私は、あああとため息をついた。

 そして、ふっと。

「あ、嫌じゃない?」

 と、マーサ母様を慮った。

「旦那様とは、長い付き合いですが、一番深い接触は『ジュナと屋敷を頼む』と私の両手を旦那様の手がすっぽり包んだ、あれぐらいなので。嫉妬などは特に」

「そんな状態で母様やってくれた上に籠城戦まで付き合ってくれてありがとうございます。ミーシャも、あれ、怖かったよね。ごめんね」

 マーサ母様は苦笑して。

「それはジュナも、怖かったでしょうに」

「でも、私は伯爵に生まれて育ったから」

 あっちの領地も、ルイスが戻って王家からの手紙を持っていれば、返信してから、また戻る予定。うちの代理印章は、この要塞村にある方が安心安全だから、持ち出さない。

 ちょっとでも離れた領地は管理面倒なのに、東の地まで父様たちよく治めてられたなぁ。

 などと考えたり、予定の摺り合わせをしていたら、

「ミーシャの誕生日に合わせてこしらえました」

 と、マーサ母様が出したのは、シンプルな細長い髪留め。

 白金と黄金、二つのなんだけれども、グラデーションになっていて、二つで一つなのがわかる。

 二つを上下に並べると


 飛翔するカモメ


 になる。


 カモメは死者に添うからあまり縁起は良くない。けれども、こうしてモチーフを隠して、あちこちにいたりする。

「おそろい」

「ミーシャの誕生日なのに、私のも?」

「戦争開始のどたばたで、良いワインを開けるぐらいしか出来ませんでしたしね。用意するにしても、私もまだ御貴族御用達の貴金属店には、どうしても足を踏み入れる勇気がなくて」

「なぜ店に出向くんです? 母様(買い物は屋敷に商人が持ってくるから、出向く発想がない)」

「そういうところが、生まれ育ちの差です」


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