第10話 大森林
村づくりが始まってしばらくたった。ゴブリン達が近隣の亜人とゴブリンを集結させてくれたおかげで住民は前回の倍の300人になった!
「いや、多いな。住民。」最近ね思うんですよ、人口密度が高いなって?流石にこれだと亜人村の範囲に収まらんなぁ、、
「そうだ!」
「そうだ?どうしたのですか!ルーク様!」
「俺達の村の人口も300を超えたからな、森を開拓しようと思ってだな。」
「森を開拓!いい案ですな!」
「だろだろぉ?」
「うむ、ですがルーク様。ここは北の森で東にはオーガ族、西にはオーク族がおりますが、どの方角を開拓するのですか?」
「とりあえず、まだ何の種族も住み着いていない南の方角を開拓しようと思ってな!」
「なるほど!ですが、オークとオーガに挟まれるのは少しまずいのでは?」
たしかにまずい、オーガは魔法と剣術を使う日本で言う鬼。そしてオーガは一体一体がとてつもないパワーを持つ豚の様な種族だ。挟まれたらまずいが、
「それは敵対していたらの話だ、」
「その2種族は魔物の中でも上位の存在!戦争にならない訳がありません!」
「ふふっ、確かにその通りだ。だから俺は今日から!」
「大森林の統一を目指す!!」
「大森林の統一!?!?そんな事今まだやってのけたものなど、1人もおりませぬぞ?!」
「なぜ急に統一しようと思ったのですか?」
「んー、あんまりこの世界の魔物事情は分かってないんだけどさ、多分このままだと俺も含めて人間達に好き勝手されるくらいなら!魔物全員で大森林を守る!これが俺なりの理由だ。」そう、第二の人生くらい自由に生きてみたいのだ。
「おっっはぁ!なんと素晴らしい!そんなに我々の事をお考えになられてたのですね!」
「うむ!!確かに素晴らしい!ルーク様なら、いや!私達なら!必ず実現できましょう!」
「ラベルトにゴブ乃助!2人ともありがとうな!だからまずは、南の森へ開拓と、、、」
「開拓と、、なんですか?」
「村の正門から見て北西に住むリザード族と北東のウルフ族の連合軍がしばらくしたら、この亜人村に攻めてくるらしい。」
「なっ!それはまずいです!まだ軍も揃っていない状態でどうやって!」
「軍は今から作る!」
「今からですか?!」
「あぁ!俺が考えてる部隊を作れば勝てるから、とりあえずみんな集めてくれ!」
「はい!承知しました!」
「よし、戦いたい奴は140人ってとこだな、よし!充分だ!」
「ゴブリン60に亜人が80くらいだな!ゴブリン達60の部隊は槍歩兵隊で隊長は、ゴブ乃助!お前だ!」
「承知!我ゴブ乃助、隊を率いさせていただき大変幸福でございます!」
「よかったよかった!よし、亜人達80は10人斥候として敵の情報収集。70は剣士隊だ!隊長はもちろん!ラベルトだ!」
「ありがたき幸せ!必ず武功を上げましょう!」
「頼もしいよ!この140体の魔物軍初の戦争だ!俺が後ろにいれば負ける事はない、絶対勝つぞ!」
「「「おぉー!!」」」
そうして、亜人村の存亡をかけた戦いが幕を開けた。




