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第178話


気づいたらボク達を囲む様にモンスター達が迫っていた。


『ボク達も行こう!』

『ラジャ!』


ボク達に火の玉を撃ってくるアンデッドオーガ達に

範囲指定のファイアーボールで応戦する!


アンデッドオーガは、足元から、ファイアーボールを打ち込まれ、

身体中を燃やされていく。


火の玉を躱しつつ、空からモンスターの様子を眺めた。


『一撃じゃ、倒せないな』

『設定変える?』

『いや、今の設定で何発で倒せるかだけ確認したい』

『わかった』


さっきまでは、真ん中の建物だけが燃えていたのに、今では

町のいたる所で火の手が上がっている。


『セインの言っていた燃料を燃やし尽くす戦いが始まってるって事か……』

『見た感じ、一緒に落ちてきたモンスターがいないわね』

『うん。ここにいるのは、アンデッドオーガばかりだ』


火の玉を躱しつつ、3回目の範囲指定のファイアーボールを放つ!


15体のアンデッドオーガが、燃え尽きていく。


『今の設定だと、3回で倒せるな』

『うん。どうする、設定変える?』

『どうするか……あいつら、風が吹いたら復活するらしいからなぁ……』

『足止めにはなってるわ』

『そうか、この設定のままにしとこう。必要なら、変えればいいし』

『わかった』


ブルーはというと、身体を青白い炎に包まれながら、爪と牙でアンデッドオーガを

引きずり倒し、口から火を吐いて燃やしていく。

既に、4体のアンデッドオーガが、燃やし尽くされていた。


アンデッドオーガなら、問題ないなと思っていた時、そいつが現れた!


地面から這い上がってきたそいつは、人型の骸骨だった。


『スケルトンか!?』

『DBで確認したわ! スケルトンで間違いないわ!』

『ようやく出たか。アンデッド系で最弱な方なのに、今まで出なかったんだよな』

『弱いって事?』

『うん。大抵のゲームで、雑魚モンスター扱いだったと思う』

『そうなんだ。とりあえず、ファイアーボール撃っとく?』

『うん』


リミットは、手をスケルトンに向け、ファイアーボールを放つと、

スケルトンは吹っ飛び、バラバラになってしまった。


まぁ、こんなもんだろうと思っていたら、骨がかたかたと動き出し

1箇所に集まっていく。

かかとから始まり両足が揃っていく!

骨盤がくっつき、背骨と共に肋骨が出来上がると、肩から両腕が

生える様に骨がくっついていく。

最後に、頭蓋骨が真上から、がしゃーん! という音と共に合体し

スケルトンは復活を果たした!


『おうふ……』

『凄い……』


リミットと、ストーンゴーレムは、見入っていたが、

合体はまだ終わっていなかった。


地面から丸い盾が現れ、スケルトンの左手に装備された。

そして、スケルトンがなにもない空中に右手をかざすと、剣が現れ

剣を掴んだスケルトンが、一振りすると、身体中から

黒いゆらゆらしたものが吹き出したのだった。


『マジか!?』

『スケルトンソルジャーになってる!?』

『なに!? 進化したのか?』

『分からないけど、DBで確認したら、変わってたわ!』

『なんと!?』

『とりあえず、ファイアーボール撃っとく?』

『あぁ、頼む……』


リミットは、手をスケルトンに向け、ファイアーボールを放った!


スケルトンは、ファイアーボールを躱すと、剣で斬り掛かってきた!


『避けた!?』

リミットとストーンゴーレムは、サイドステップで剣を躱すと、

スケルトンに向けて、ファイアーボールを時間差で放つ!

両サイドからの攻撃にスケルトンは、一つ目のファイアーボールには

反応出来たのだが、2つ目のファイアーボールに反応出来ず

スケルトンは再び吹っ飛び、バラバラになってしまったのだった。


『ふぅ』

『ちょっと強くなってる?』

『スケルトンソルジャーだからな。スケルトンよりは強いかも』


こんな会話をしていたら、またしても、骨がかたかたと動き出し

1箇所に集まっていく。


『いやな予感がするんだが……』

『うちも……』


見てる間に、両足が揃ってしまった!?

骨盤が! 背骨が! 肋骨が!

あっという間に集まり、頭蓋骨が真上から振ってきて合体し、

再び、スケルトンは復活を果たしたのだった!


『マジかぁ……』


復活したスケルトンが、両腕を交差させると、黒いローブが現れ

スケルトンに装備された。

更に、交差した右手には、黒い宝玉の付いた杖が握られていたのだった。


『マジか!? 今度はなんだ?』

『スケルトンメイジになってる!?』

『そんな……倒す度に進化するとか……ないよな?』

『わからない……けど……』


リミットが何か言いかけた時、スケルトンメイジが、攻撃を仕掛けてきた!


杖から巨大な火の玉が飛び出し、二人へと襲いかかる!?

エアランナーを起動した二人は空へと退避した。

距離をとれば、火の玉は避けられる。


『リミット! 範囲指定の魔法で、足元から攻撃だ!』

『ラジャ!』


即座にファイアーボールを放ったが、スケルトンメイジの身体が

バラバラになる事はなかった。


『ファイアーボールが効かない?』

『魔法に耐性があるのかしら?』

『あんなローブ着ちゃってるしな! あり得る……

くそ、どうする? 物理でやるしかないか……』


なんて、言ってたら、ブルーがスケルトンメイジに突撃した!?


もう、なんて言ったらいいのか……

交通事故?


スケルトンメイジは、バラバラになってしまい、

スケルトンメイジがいた場所には、青白い炎に包まれたブルーが、

ドヤ顔でお座りしていたのだった。


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