~キミとの別れ~
僕はキミにさよならを告げる ――――
僕は一度、死んだ。
キミの元を去ったんだ。
でもね。
僕はキミに伝えられなかったことがあったんだ。
だから、戻ってきた。
一週間以内にキミを見つけて、キミに伝えられなかったことを伝えなければ僕は……
今度こそ永遠の眠りについて、キミの記憶から“僕”という存在そのものが消し去られてしまうらしい。
初めて出逢った日のことも。
付き合っていたことも。
想い出も。
僕が死んでしまったことも。
何もかも、全て。
だから僕はキミを捜して、見つけ出して伝えたかったことを伝えたい。
一週間という期限の中で、僕はキミに何をしてあげられるのだろう?
僕は無事に、キミに伝えられなかったことを伝えることが出来るだろうか?
神様に与えられた、この命を大切にして僕は今から、キミに逢いに行きます。
ちゃんと、お別れを言えたらいいな。
本当は苦しくて辛いけれど、キミの方が苦しくて辛いよな。
最期があんな、お別れだったのだから。
上手く書けずに詰まってしまうと、諦めて消してしまうかも知れません。
思いつきで書いているので、興味があれば是非、読んでみてください。