表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/16

14:ワノ国襲撃前夜

 宰相の反乱を察知し、護衛を連れて女王――クイーン・アントワール――が逃走を図ってから数日後。ワノ国にクイーンが避難していることが判明した。

 ワノ国は宰相の反乱を不当なものであるとし、クイーンに国を返還し再び王位につかせることを要求した。

 新国王(宰相)は当然この要求を拒否。そもそもワノ国に在する女王が本人かどうかの証拠を求めた。ワノ国は堂々とこれを承諾。女王本人を宰相と面会させることを約束し、それと同時にこれが事実であった場合クイーンと宰相のどちらが国王に相応しいか国民に選ばせるよう求めた。新国王はこれを渋々承諾。かくして、交渉を執り行う日程が決められた。

 いよいよ女王との面会まで残り一週間となったころ、新国王は焦っていた。せっかく国王になれたというのに、もしワノ国が推しているクイーンが本物であった場合また宰相に格下げされるかもしれない。いや、そもそも選挙で負けた場合、今度は自分が殺されることになるかもしれない。

 そこで宰相は決断した。面会の日が来る前に、何としてでもクイーンを暗殺しなければならないと。

 そして、面会まで残り三日と差し迫ったその日。宰相はワノ国に向けてクイーン暗殺の刺客を放った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ