表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アーク・オブ・フリーダム  作者: 島塚雄一
2/4

第二話 地獄

 そこは、自分の知っているありとあらゆる『地獄』を表す言葉でも、表現することが出来ない、おぞましく、宗教関係の人がみれば神への冒涜だと言いそうな戦場……いや、虐殺場であった。

「!?嫌だ、助けてくれ!誰か、助けt……」

 少し離れた所で黒い球のようなものに当たった男が宙に浮かびその後、破裂した。

「くそ!チャーリー4ダウン!CP、撤退の許可を…!?ウワァ!!」

 無線機に向かって叫んでいた男もまた、黒い球のようなものにあたり、破裂した。察するに辺り、あの黒い球のようなものに当たると破裂して死ぬのだろうーっと冷静に考えている場合ではない。逃げなければいけない。だが、逃げるにしても、何処へ逃げる?

「君、もしかして一般人!?すぐにこっちに来て!!」

 突然、背後から大きな声で呼び掛けられ……

「うわぁぁ!」

 情けない声をだし、更には転んでしまった。

 ……よく見てみると、当たり前の事ではあるが辺りには血溜まりが転々とあり、土は血のせいであろうか、赤く染まっていた。

「っ!ごめん、移動するよ!」

 そう言われた次の瞬間、僕は宙に浮かんでいた…………それが僕の見た最後の景色であった。

 すみません、大変お待たせいたしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ