その7:風邪引きました...…
「へ、へくちゅ!」
う〜〜......頭が痛い。
風邪引いた......。
だるい、くしゃみ、発熱
も〜3アウトチェンジですよ!まったく......。
どうしてこんな目にあっているかというと、話は昨日にさかのぼる。
あのガールズトーク?の後、俺は凛さんを抱きしめたままだった事に気づき。
我に返った瞬間恥ずかしさのあまり、身体も拭かずに着物を着てそのまま寝たのである。
お腹は空いていたが、そんな事が消し飛ぶ程に恥ずかしかった!
そして今に至る訳だが......。
おわかり頂けましたでしょうか?
ガッテン!
このネタを共感できる友が欲しいぜちくしょう!
「大丈夫?」
いえ、全然大丈夫じゃありません......。
「とりあえずこれを飲んで」
差し出されたのは緑色の粒だった。
大きさはパチンコ玉くらいだ。
言われた通りに飲む。
「それを飲んで寝れば、明日には治ってると思うよ」
なるほど……モン◯ンで言う所の秘薬ってやつか!
「ありがとうございます、お姉ちゃん」
「お大事にね」
そう言って従者席に戻る凛さん。
さて皆さん!
今俺がどこで寝ているのか疑問に思った事だろう。
ならば、教えてしんぜよう!
この馬車......なんと屋根裏部屋があるのです!
狭いけど、人が一人寝るくらいなら余裕の広さがある。
普段凛さんが使用しているが、病人は寝てろとの事である......今回はその言葉に甘えさせてもらおう。
そうして俺は深い眠りについたのであった。
ここまで読んでくださり、ありがとうございますございます!!これからも本作品をよろしくお願いします!
あと、ブックマーク登録・評価・間違いの指摘もお願いします!