登場人物紹介
・桜庭 悠
本作の語り手であり、主人公。超常現象研究部(以下、超研)の部員。多重人格者。
変に真面目なため、いつもどこかズレた部員や彼女の人格達に振り回される毎日。
部長の海人に勧誘(という名の脅迫)をされ、しぶしぶ超研に入部した。
その特異体質を知っているのは、超研のメンバーだけである。
・アル
悠の別人格その1。男っぽいしゃべり方をする。一人称は「俺」。
いつも悠の体を乗っ取ろうと、隙をねらっている。
口が悪く、悠とはいつも喧嘩ばかりしている。
頭がいい。実は真面目?
・シーナ
悠の別人格その2。語尾を伸ばす癖がある。おっとり系。
だけどたまに毒を吐く。
アルと180度性格が違う。
・佐々木 海人
超研の部長。四六時中ハイテンション。
人知を超えたモノが好きすぎて、1年生にしてこんなサークルをつくってしまった。
・藤堂 春馬
超研の副部長。常に笑顔を絶やさない。
幽霊を見ることができ、話すことも出来る。
そのルックスのせいか知らないが、女子生徒にも幽霊にももてる。
・黒野 瑠衣
超研の部員。タブレット端末を常に手に持っており、それで会話をする。
機械に詳しく、ハッキングじみたことも出来る。
彼の声を聞いた者は校内にいないと言われており、担任や超研のメンバーも聞いたことがない。
・千条 里香
超研の部員。死体愛好家。
天使の微笑みでグロい発言をし、たびたび周りを引かせている。
友達にも丁寧語で話すため、そのギャップは大きい。