外伝 猫山インタビューpart2
──翌日。
無月「ふぁ~、眠い(´Д⊂ヽ」
無月「猫山の野郎、イベントに向けて調整中の俺をわざわざ喫茶店に呼び出してどういうつもりだろう」
カラカラ。
喫茶店に入店する無月。
猫山「お、無月さんーこっちッス」
無月「ウンザリ」
猫山の席に座る無月。
無月「んで、今日はどういう用件だ」
猫山「ここ最近の経済状況や労働関係について質問したくて」
無月「俺の専門外なこと聞いてくるんだな」
猫山「またまた~、無月さんは調査を兼ねてネットを色々と調べてるじゃないですか」
無月「はぁ…まぁ質問されれば答えるけどさ」
猫山「それじゃ早速、最近起こっている『解体デモ』について一言」
無月「デモか、まず頭がいるのかどうかだな、数を揃えて訴えかけても有力者の協力は仰げない」
無月「それにデモ参加者が有権者なのか、『選挙で投票』した人なのかも不明な状況だ、これでは説得力に欠けるただの暴動にしか見えない」
猫山「(・_・D フムフム」
無月「ちゃんと参加者を取り仕切り、統計を取った上でそれをリストとして、メディアや財務省に見える形で知らせる必要がある」
無月「署名活動は色々と禁止事項が多いから、『有力組織』の協力が必要不可欠だと俺は思う」
猫山「(本当に専門外なんだろうか)」
猫山「某メディアが報道していましたが、それを踏まえての予想とかあったりします?」
無月「愉快犯、並びに広告費で生活している『動画投稿者』達がデモを煽りだす、その結果、『交渉材料』からはかけ離れた『無秩序なデモ』に変わり果ててしまう可能性が高い」
猫山「それを回避する方法は?」
無月「今の日本人のほとんどは『知識だけを詰め込まれた人形』だから、かなり難しいと思う」
無月「敵側に狡猾な策士がいたらまぁヤバイな」
猫山「なるほど」
無月「で、他に何かあるのか?」
猫山「ここ最近の『長期労働が出来ない若者』について無月さんの感想を聞きたいです」
無月「若者についてか、最近だと退職代行を利用する若者がめちゃくちゃ増えてるもんなぁ」
猫山「そうなんスよ~、うちの会社もそういう新卒増えてて、人事の人達が手を焼いてるんスよ」
無月「簡単に説明すると、『教育機関』に問題がある」
無月「俺も長い間、不登校を経験した人間だけど、その時に母が『この国の教育機関は生徒に寄り添うことを上から禁止されている』と言ってたな」
猫山「どういうことですか」
無月「恐らく業産党関係だろうけど、『道徳』を軽んじて当たり障りのない教育をすればいいという考えじゃないかな、頭の固い連中が上に多いんだと思うよ」
無月「それに加えて子育てを円滑に出来ない親も増え続けている、その結果、『知識だけを詰め込まれた人形』のような若者が生まれるんだ」
猫山「なるほど、言われてみればどこの親も子供に対して『他人行儀』のような接し方をしている様をよく見かけやす」
無月「そろそろ、帰っていいか」
猫山「あぁ、あともう一つ、次の選挙ではどうなってほしいですか?」
無月「選挙?そうだな、移民党は前回の選挙から油断して自滅、売憲民主はそもそもお話にならない、墓新は万博が散々でお察し、盗明は某宗教団体のトップが亡くなって、高齢者ばかりで力はほぼ残っていない」
無月「ここ数日のニュースから、快民民主が議席数をさらに増やして、移民党の保守派と協力して対抗とか、『日本のために動く政治』が出来る政党が国を再建していくんじゃないかな」
無月「専門家じゃないから予想でしかないけど」
猫山「なるほど、ありがとうございました」
無月「これだけ俺に喋らせたんだから、パフェくらい驕れよな」
猫山「会社の経費で落ちるので、注文してもらってもOKッス」
無月「よ~し、メニューメニューっと(´。✪ω✪。 ` )」
猫山「(真剣な話してる時とギャップが凄い)」
暫くして、注文した品が運ばれる。
女性ウェイトレス「こちら特性パフェになります~」
無月「あ、ありがとうございますー」
女性ウェイトレス「は、はい(´♡ω♡`)」
猫山&喫茶店店長「(この女たらしめ)」
特に何もしていないのに、たらしと思われてしまう無月であった。
謙吾「兄さん、何注文してるの?」
無月「これか、葉瑠が久しぶりにコラボメニューの案件受けてて、そのメニュー注文してるんだよ」
謙吾「はぁ、兄さんはホントシスコンだよねぇ」
無月「色々な人を応援はしているけど、Vだと葉瑠が一番長いからな」
謙吾「真理さんのボーナストラックが入った限定CDは?」
無月「給料日になったら予約する予定だよ」
謙吾「3月から色々と頑張るみたいだけど、あまり無理はしないようにね」
無月「(*ゝ∀・)v<ガンバルネ♪」