外伝 おおかみの補足part30
犬星家、リビング。
無月「□_ヘ|∵+ヘ| カタカタ…」
無月「なるほど、これが『財政法』か」
ノートPCで調べものをする、無月。
葉瑠「やっと起きたんですか、兄さん」
無月「昨日はちょっと歩き疲れちゃってね…」
前日、無月は久々に子供達のクロスゴマ大会を観戦しに某電気屋さんに出向いていた。
葉瑠「で、収穫は?」
無月「何人かの子は『公式のコマケース』を使っていたね」
無月「確認した人数だと『黒3白1』って感じかな」
無月「ただ、『非公式なケースを使っている子の方が多いイメージ』だったから、『大きめの公式ケース』があってもいいのかもね」
葉瑠「なるほど」
葉瑠「大会の総括は?」
無月「コマのサイズが『コマ自体の肥大化、パーツ構造が複雑化』によって、持久戦とラッキーパンチ弾きがかなり増えているバトルが多かった」
無月「バトル内容は『観戦していてあまり面白くなかった』のが正直な感想かな」
無月「まぁ大会となると『重心が安定するリスクがないコマ』を使うのが安定ではあるんだけどね…」
葉瑠「(もっと派手なバトルを決勝で見たかったんだろうなぁ…)」
葉瑠「それで、今は何を調べているんですか?」
無月「あぁ、これね」
無月「前に『消費税は正確には企業の売上税』って説明したな」
葉瑠「コクコク(๑꒪ㅁ꒪๑)」
無月「なら『日本銀行からお金を借り入れすればいいのでは?』と思って調べたんだが」
無月「この国に長らくある、『財政法』の中に『原則、日本銀行から借り入れはならない』って記述があるんだ」
葉瑠「「税金は政府の経費を賄うためだけにあるのではなく、景気やインフレなどをコントロールする役割を担う」ですね」
無月「その通り、ただ『一部の国会議員は経費を賄うことばかりに財源』という言葉を使っているのが現実だ」
無月「このままじゃ、『詐欺や犯罪に手を染める若者が増加しかねない』のに、何を考えているのやら」
思考が停止する、無月。
無月「とりあえず、風呂入って一旦寝るわ」
葉瑠「そうしてください」
葉瑠「(とにかく頭を休めてください)」
【財政法】
第一章 財政総則
第五条 すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りでない。
作者「某スーパーのお米の価格は4800~5000(税抜き)で、『早く卸売業者に監査入れてくれ』と凄く思いました」




