外伝 おおかみの補足part28
犬星家、リビング。
無月「Zzz…(*´~`*)。o○」
ノートPCを点けっぱなしで爆睡している、無月。
葉瑠「(´・ω・)」
謙吾「どしたん?」
葉瑠「兄さん、この前、説明会に行ってからそっち関係何もしてなくないですか?」
謙吾「あぁ…」
少し間を置く、謙吾。
謙吾「今はタイミングが悪いというか、『母さんを説得する戦略』を考えてるんだと思うよ」
謙吾「(まぁ、家を出た僕が未だに大成できていない影響で、兄さんの慎重さに拍車を掛けちゃってるんだけど…)」
葉瑠「勿体ない…4月から始めたらいいのに」
謙吾「(-ω-;)ウーン」
謙吾「『周りの大人達が望む、早期決断』を兄さんがするとなると」
謙吾「多分兄さんは『父さんを殺害する』と思うよ」
葉瑠「え…」
謙吾「この世には『自分の背負った運命を認めようとしない、本当にどうしようもない外道』が存在する、父さんはそういう人間さ」
謙吾「つまり、外野が望む通りに『勇み足で何者かになろう』と動くなら」
謙吾「兄さんは『親殺しの罪をすべて背負い、正道ではなく邪道を歩む』、つまりは『悪人を消す、テロリスト』になろうとするはずさ」
謙吾「君もそんなことは望まないだろう?」
葉瑠「う、うん…」
謙吾「僕も含め、『父さんの件に関しては、親戚すらだんまりなのさ』」
謙吾「母さんと兄さんのおかげで『厄介事を避けて、何不自由なく暮らせている』、そんな親族なのさ」
謙吾「だから、父方の親戚とは関わりたくないと兄さんはずっと思っている」
葉瑠「(・。・) キョトン…」
謙吾「兄さんはずっと両親からのストレスと戦い続けている」
謙吾「だから、『覚悟がないなら、黙って待っているのが正解』なんだ」
葉瑠「わかりました…」
真剣な顔で説明する謙吾に納得させられる、葉瑠であった。
喧々囂々




