カードゲーマー無月 part5
犬星家、自室。
無月「(;`皿´)グヌヌ」
謙吾「どうしたの兄さん?」
パソコンの前で悔しがる兄を心配する、謙吾。
無月「MTGの構築済みデッキが再販らしくて、注文しようと思ったんだが…これ見て」
謙吾「どれどれ…どこもかしこも『売り切れ』か」
MTGはここ数年、様々なコンテンツとコラボしているものの、新規参入の助けになる構築済みデッキは常に売り切れという状況である。
主な原因は『転売屋による買い占め』である。
謙吾「これじゃ、コラボから始めようって新規勢が『参入する敷居がグンと上がっちゃうね』」
無月「そうなんだよなぁ…供給が間に合っていないって答える既存プレイヤーが結構いるんだけど、そうじゃないんだよね」
無月「『利益目的の転売屋に買い占められて、新規に商品が周ってこない』のが真実なんだよ」
謙吾「解決策とか兄さんなら思いつくんじゃ」
無月「うーん」
数分悩む、無月。
無月「例えば『ICタグによるコラボカードの管理』それと『横流しカードの流通差し止め』とかかな」
無月「前者は『公認店での店頭販売で商品タグを配布』、購入までに手続きも『ちゃんとしたプレイヤーにしか配布しない』配慮をする」
無月「後者は『ICタグで管理されていない、横流しカードを流通、使用不可』にして、『転売屋に処理できない在庫を抱えさせる』って感じだな」
謙吾「“φ(・ω・。)フムフム...」
無月「転売屋からは買うなって言われても、『どうしても欲しい商品を買ってしまうユーザー』は出てきてしまう」
無月「なら、『その商品をコレクション以外の用途でゴミにしてしまえばいい』、単純な話だ」
無月「(´◉ω◉`)ジイィィ」
謙吾「(目が怖い…)」
転売屋がこの世から消え去ってほしいと願う、無月であった。
作者「寝起きにトイレに入りながら、ふと思いついた案である」




