外伝 おおかみの補足part16
犬星家、一室。
無月「うーむ」
謙吾「どうしたの兄さん」
無月「これだ」
パソコンのディスプレイを謙吾の方へ向ける、無月。
謙吾「あぁ、閃光党の件か」
謙吾「新総裁にも靖国参拝見送りを要求したらしいね」
無月「(*´Д`)」
大きなため息をつく、無月。
謙吾「で、どうする予定なの?僕らにも無関係ってわけじゃないけど」
無月「(゜-゜)」
少し考えこむ、無月。
無月「母さんがお前を巻き込もうとしていたから、俺が『資格試験』を受けたのは知っているな」
謙吾「あぁ、あれね」
無月「あれは母さんに『謙吾にはそういったことはさせるな』とけん制をする意図があった」
無月「ほぼ一夜漬けだったが、試験は何事もなく受かった」
謙吾「(教習所卒業から半年くらい間を開けて筆記一発合格した人だしな)」
謙吾「(まぁ仮免は誹謗中傷を受けて間がなかったから、『精神が安定していなかった時期』で2度落ちてたけど)」
無月「現状、母さんからの話で感じるのは、『高齢者』が多く、『カリスマの後継者がいない』ということだ」
無月「やつらは未だに『亡くなった英雄の映像を鑑賞している始末だ』、あの組織に未来はない」
無月「解体に追い込む方法は、『二世三世を味方につけることだ』」
無月「若い人材がいなくなれば、残るのは『寿命の短い何もできない無能な人間』、全く脅威ではない」
謙吾「(とんでもねぇこと言ってるよ…)」
謙吾「具体的に何をするの?」
無月「基本的に何もしなくていい」
謙吾「え、何で?」
無月「『政党が勝手に自滅するからだ』、いや、もうすでに自滅している」
無月「総裁に要求した『参拝見送り』この時点で『あの党に愛国心はない』」
謙吾「確かに『お参りなんて近くを寄った時についでにすればいいだけ』なのにね」
無月「頭が悪いんだと凄く思うよ、ホント」
無月「( ´-ω-` )ヤレヤレ」
謙吾「(兄さんが本当に落胆した時のやつだ)」
無月「まぁ、いざとなったら俺が本部にでも行って、何とかする」
無月「情報は母さんから入ってくるからな」
無月「(⊙‿⊙)」
謙吾「完全に悪役じゃん」
無月「まぁ、やってることは家族への裏切りだからな」
謙吾「(また、兄さんに苦労を掛けるのか…( ´-`)」
謙吾「む、無理はしないようにね」
謙吾「ところで兄さん、葉瑠の本は読んだの?」
無月「ガクブル{{(;ºдº)}}ガクブル」
謙吾「(コイツ、まだ読んでねぇな)」
無月「戦略王のインストラクター試験で使うデッキの回し方とか、バイトとか、色々やってて…」
無月「後、俺は本をじっくり読むタイプじゃないからさ」
謙吾「まぁ、何にせよ、時間を見つけて読みなよ」
無月「(*>ω<*)ゞ敬礼!」
謙吾「(本当に読むのだろうか…不安だ)」




