外伝~CNO編~ part7 修行と行商
赤の国。
女性「ここがCNO…」
女性「何々、このリストの通りにチュートリアルエリアまで頑張れ?」
~メモ~
・チュートリアルエリアに到着するまでにユニークモンスターを討伐する
~注意点~
・ジョブが決定する前なので、『実力』でモンスターを倒す必要がある
・通常武器は装備できないので、『武器以外』を使用する必要がある
・他の人間からはデフォ顔で認識される
「(; ・`д・´)ナン…ダト!?」
「つまり、ジョブも決めていない状態で、モンスターを倒せというのか…」
「はぁ、仕方ない、協力してやろうではないか」
考え込む、〇〇。
女性「とりあえず、武器を確保しないと」
兎型モンスター「キュピーーー!?」
赤い狼型モンスター「ガアアアアアァー!」
兎のような小型モンスターが赤い狼型モンスターに襲われていた。
女性「(ꐦ°д°)コラッ」
二体の魔物に割って入り、狼型モンスターを睨みつける、女性。
現実世界、ゲーム管理室。
白衣の男「お、これは面白い」
エンジニア「氷室社長、どうしたんですか?」
氷室「例の子が『ランダムイベント』に遭遇したみたいだ」
エンジニア「あれですか、『アンノーンジョブ』の、確か『ルミナステイマー』っていう」
氷室「そうそう、俺がいち早く作った『魔獣使いジョブ』だ」
氷室「いずれサービスが開始されてから、『ビーストテイマー』を実装する予定だが、ルミナステイマーはその上位互換」
氷室「あの子がランダムイベントをクリア出来るか否か、見届けさせてもらおう」
赤の国、森。
女性「さて、あの狼をどう倒すか」
兎型モンスター「キュピキュピ」
女性「カワ(・∀・)イイ!!」
女性「君も戦ってくれるの?」
兎型モンスター「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」
女性「よし、一緒に戦おう!」
女性「ん」
木陰に木こり用の手斧が落ちているのを見つける、女性。
女性「これを使えば戦えそうだね」
女性「こういう時は、あの技を使えばいいかな」
~数年前~
女の子「。°(´ฅωฅ`)°。」
男の子「なんだ、また虐められたのか」
女の子「コクコク(๑꒪ㅁ꒪๑)」
男の子「なら、『俺オリジナルの技』を教えてやるよ」
男の子は木刀を取り出し、刀を構える。
男の子「相手に木刀を注目させる、そして…」
ユラユラと剣先を少し揺らしながら、軽い身のこなしを披露する、男の子。
男の子「我流剣技、瑠翠流し!」
身のこなしから、斬撃を放つ、男の子。
女の子「・:*+.(( °ω° ))/.:+」
女の子「どういう技なの?」
男の子「手品で用いる『視線誘導』と剣技を合わせた俺オリジナルの技だ」
男の子「ただ一つ問題があって、どう相手に剣先を注目させるか、それが課題なんだよなぁ」
女の子「ふむふむ」
男の子「まぁ、お前なら完成させられると思うよ」
女の子「わかった♪」
青の国、前回から6時間後。
青の国、荒野。
バアル「聖衣流一刀、雷靂閃!!」
「シュバッ!」
モンスター軍「グガァァ…」
ダメージ100×8、バアルレベルアップ、LV35、アロエレベルアップ、LV31。
バアル「꜀( ꜆´⌓`)꜆」
アロエ「(ヘロヘロじゃん)」
アロエ「(というか、ずっと狩り続けているけど、いつ食事摂ってるんだろうか)」
バアル「食事ならチョコバーを合間に食べてたよ(´~`)モグモグ」
アロエ「ど、読心術…こわ」
バアル「さて、そろそろ素材を売りに出かけますか」
アロエ「ミズガルズに行くんですか?」
バアル「いや、黄の国だ」
バアル「もう少し数を増やして、アドニスにも経験値補正の品を渡したくてな」
アロエ「なるほど」
バアル「よーし、港へ行くぞーシュタッ=͟͟͞͞( ๑`・ω・´)」」
アロエ「ま、待ってくださいーシュバツ =͟͟͞͞ ( ˙꒳˙)」
青の国、港。
船長「何、黄の国に行くのか」
バアル「行商ならやっぱ、人が多い国が一番だからね」
船長「なるほど、料金は掛かっちまうが、行くことは可能だ」
バアル「それじゃ、頼みます」
アロエ「(*- -)(*_ _)ペコリ」
船長「よし、それじゃ出航だ」
船内、客室。
バアル「ガンナーの二丁拳銃を習得と」
バアル「パッシブも見ておこう」
アロエ「( ˘•ω•˘ ) ナヤムナー」
バアル「アーチャーはAGLが火力に直結するから、敏捷性とHP中心でいいんじゃないか」
バアル「スキルは命中補正が上がるパッシブを優先する感じで」
アロエ「なるほど、ありがとうございます」
バアル「攻撃スキルに関しては、好みで決めていいと思うよ」
バアル「このゲームは『プレイヤーの運動能力』に依存しているからさ」
アロエ「♪((‹( 'ω' )›))♪」
──1時間後。
黄の国、港。
船長「よし、到着だ」
船長「暫くはここで待機しているから、用が済んだら戻ってきな」
バアル&アロエ「∠( ̄◇ ̄) アイアイサ-!!」
バアル「よし、アドニスに連絡を入れよう」
バアル「とりあえず、露店市場に集合っと」
バアル「お」
道端で何かを発見する、バアル。
バアル「ゲト( *˙ω˙*)و」
アロエ「何を採取したんですか?」
バアル「ポーションの材料」
アロエ「(え、現地調達…(;゜Д゜))」
素材屋。
店主「さて、今日は何用で」
「ドンッ!」
大量の素材を店主の前に置く、バアル。
店主「ビクゥッΣ(゜ω゜ノ)ノ」
店主「(どの素材も『ランクB以上』の希少品じゃねぇか)」
店主「兄ちゃん、どこでこの素材を手に入れたんだ」
アロエ「青の国で大量のモンスターを討伐して手に入れました」
バアル「(`・∀・´)エッヘン!!」
店主「(凶暴なモンスターしかいない、『あの荒れた土地』を拠点にする物好きがいたのか)」
店主「わかった、鑑定させてもらうよ」
──数十分後。
店主「鑑定書はこれだ、ここで買い取れる品もあるが、どうする?」
バアル「このブルーウルフの毛皮はこちらで使います」
店主「りょーかい」
バアル「俺はちょっと寄りたいとこがあるから、先に広場に向かっててくれ」
アロエ「わかりました」
アドニス「兄さん達まだかな」
アロエ「アドニスさーん(。˃ ᵕ ˂ )ノ)) フリフリ」
アドニス「お、いたいた」
アドニス「あれ、兄さんは?」
アロエ「ちょっと遅れてくるって」
バアル「まぁ、もういるけどな」
アロエ「( ゜Д゜)」
アロエ「い、いつの間に」
バアル「これを装飾品屋さんに作ってもらってたんだ」
バアル「アゲマス(-ω-`)っ」
蒼色の巫女服を渡す、バアル。
アロエ「これって、あの毛皮の?」
バアル「防具はしっかり用意しとかないと、これから戦う強敵と渡り合えないからね」
アロエ「(いいんですかね、これ貰っちゃって…)」
アドニス「(大丈夫、兄さんは店売りの装備品でしっかり強化しているから)」
アドニスはこの国で売られている流通品をすべて頭に入れている。
アロエ「ありがとうございます、使わせてもらいますね♪」
バアル「!(^^)!」
バアル「そだ、アドニス、これを」
経験値補正の腕輪を渡す、バアル。
アドニス「予備が作れたの?」
バアル「さっき素材屋で資金は調達したからな、服が完成するまでの時間で作成したんだ」
アドニス「(青の国の土地でも、兄さんは心配なさそうだな)」
安堵する、アドニス。
バアル「それと、ポーションをこっちで流して欲しいんだ」
先ほど作成したポーションをアドニスに渡す、バアル。
アドニス「なるほど、了解」
バアル「よーし、それじゃ飯にでもするか」
アドニス「僕ら二人は同じホテルにいるから、デリバリーでコラボセットが注文できるはずですよ」
アロエ「調べてみます(`・ω・´)ゞ」
CNOは先行プレイヤーのみが注文できる、『ゲーム飯』のデリバリーを試験的に実施していた。
──数分後。
バアル&アドニス&アロエ「いっただきまーすΨ(*¯ч¯*)''モグモグ」
バアル、サーベラスLV35、アロエ、アーチャーLV31、アドニス、ウィザードLV25。
バアル一行の旅はまだまだ続く。
赤の国。
「アンノーンジョブ、ルミナステイマーが解放されました」
女性「(;´Д`)ハアハア」
兎型モンスター「-⁽ -´꒳`⁾-ペショ…」
女性「だ、大丈夫?」
兎型モンスター「_( _ーωー)_だらーん」
女性「大丈夫そうだね」
ゲーム内VCで誰かに連絡をする、女性。
女性「兄さん、聞こえる?」
男性「お、ジョブを開放したのか」
女性「出来たけど、聞いていたジョブとは違う『ルミナステイマー』ってジョブだったよ」
男性「それは多分、『ランダムイベント』とセットになった、アンノーンジョブだろう」
女性「なるほど、そういうことね」
男性「お前はそのまま、赤の国で潜入捜査を頼む」
女性「『すべての国の治安を守る』でしょ、りょーかい♪」
男性「ビシッ(*`・ω・)ゞ敬礼」
女性、ルミナステイマーLV8。




