外伝~CNO編~ part3 目指す国
※CrossNeverOnline、略して『CNO』※
職業スキル
シーフ/探検家
フェンサー/鍛冶師
アーチャー/裁縫師
ウィザード/小説家
ランサー/石工師
ガンナー/発明家
アルケミスト/錬金術師
プリースト/求道者
ドルイド/建築士
バアル「さぁて、んじゃまずは『ミズガルズ』を目指すか」
アドニス「人間の街だね、了解」
バアル「スタッフさんから情報収集は出来たか?」
アドニス「うん、聞いた話を説明するね」
アドニス「このゲーム『CNO』の世界は3つの国が存在していて、ゲームの趣旨は『その国の王を決める』みたい」
アドニス「緑豊かで資源も豊富な『赤の国』』、様々な種族が共生している『黄の国』、過酷な大地と凶暴なモンスターで溢れる『青の国』」
アドニス「プレイヤーは自身の選択で国を決め、その国の王を目指す、各国には『統治クエスト』が用意されているらしいよ」
バアル「なるほど、となると始まりの街であるミズガルズで国を選択する感じか」
アドニス「そうなるね、どの国にしようかな」
バアル&アドニス「( -᷄ω-᷅ ).。oஇ」
しばらく考え込む、犬星兄弟。
アドニス「(普通に考えれば、装備が充実してないメインキャラで始めるなら、赤の国一択ではあるな)」
アドニス「(ただ、情報を収集するなら他種族と行商に長けた『黄の国』かな)」
バアル「(恐らく、多くのプレイヤーが目指すのは『赤の国』、だが俺のジョブを活かすなら…)」
数十分後。
バアル「よし、俺は『青の国』を目指す」
アドニス「なら、僕は『黄の国』目指すよ」
バアル「俺はフェンサーの職業スキルである、『鍛冶スキル』を伸ばして、武器での行商をしようと思う」
アドニス「なら、僕はその武器を黄の国で販売するよ、小説家がどういった職業スキルか不透明だし、ウィザードとしてPTに入れてもらって王を目指すよ」
バアル「どっちが先に王になるか勝負だな」
アドニス「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」
アドニス「(今の時期はコメディアンの仕事が忙しいから、どれくらいログイン出来るのやら)」
※アドニスこと、犬星謙吾のメイン職業は『お笑い芸人』である※
ミズガルズを目指し、歩き始める犬星兄弟。
数時間後。
アーチャー娘「キャー、誰か助けてー!?」
ゴロツキシーフ(レベル20)「いいじゃねぇか、姉ちゃんちょっと付き合えよ」
ゴロツキドルイド(レベル20)「このゲーム、始めたばっかりなんだろ?俺らが足取り教えてやるよ♪」
アドニス「兄さん」
バアル「あぁ、止めに入るか」
バアル「(あの腕の紋章は、『ギルド』に所属している冒険者か)」
バアル「おい、ちょっとそこのオッサン達」
ゴロツキシーフ「あぁ、なんだ(# ゜Д゜)」
バアル「(悪役ロールプレイってわけじゃなさそうだな)」
※ロールプレイとは、ゲーム内で役を演じプレイすること※
バアル「その子、困ってるじゃん」
ゴロツキドルイド「邪魔すんなら、ぶっ殺すぞ!!」
バアル「いいぜ、だけどここ『PK可能エリア』じゃないがいいのか?」
ゴロツキシーフ「ふっ、そんなことを俺らが気にするわけないだろう」
バアル「ならやるしかないな」
バアル「(アドニス、お前は一足早くミズガルズに向かい、『騎士団』にこのことを伝えろ)」
アドニス「(どういうこと?)」
バアル「(あの腕の紋章、恐らく奴らは『盗賊ギルド』のプレイヤーってとこだろう)」
バアル「(規模はわからんが、仲間を呼ばれると想定した方がいい)」
アドニス「(わかったよ、とりあえず、パーティーは解散して、僕はミズガルズを目指すね)」
バアル「(あぁ、頼んだ)」
アドニス「ウィザードスキル、ヘイスト!」
速度上昇のスキルを使い、ミズガルズへ向かうアドニス。
アーチャー娘「...(ㅇ¬ㅇ)」
バアル「さてと」
アーチャー娘にパーティー申請をする、バアル。
「ピコン、バアルさんからパーティー申請がありました」
アーチャー娘「これって、私も戦うの?」
バアル「マナーランクについては、事情を話せば回避できる、まぁ組むかは自分で決めろ」
アーチャー娘「(うーん、あの人たち面倒そうだからなぁ…)」
アーチャー娘「(ええい、どうにでもなれ!)」
「ポチッ、パーティーが組まれました」
バアル「(さて、お姉さん、今からこの場で起こることは他言無用な)」
アーチャー娘「((・・?、よくわからないけど、わかりました)」
バアル「さぁ、お仕置きの時間だ」
剣先をゴロツキたちに向ける、バアル。
ゴロツキシーフ「レベル15如きが調子こいてんじゃねぇぞ」
バアル「舐めてればいいよ」
「シュ!」
真っ先にドルイドの方向へ駆ける、バアル。
ゴロツキドルイド「クッ、いきなりヒーラー狙いかよ」
バアル「フェンサースキル、乱れ切り!」
ドルイドへダメージが入る。
ゴロツキドルイド「そんなダメージ、効きやしねぇよ」
ゴロツキドルイド「ドルイドスキル、癒しの風!」
ダメージが即座に回復される。
バアル「(あれがドルイドの回復スキルか)」
バアル「(お姉さん、後ろから援護頼む)」
アーチャー娘「(わ、わかりました)」
バアル「さて、実験の始まりだ!!」
ガンナーへと換装するバアル。
次回、サーベラスのマルチ戦法が火を噴く。
アドニス「ミズガルズまで結構距離あるなぁ…」
馬車おじさん「お兄ちゃん、どこに向かってるんだい?」
アドニス「あ、ミズガルズまでです」
馬車おじさん「Σ(゜д゜;)」
馬車おじさん「徒歩じゃ1日掛かっちゃうよ、うちの馬車に乗りな」
アドニス「あ、ありがとうございます!」
アドニス「(うーん、兄さんは大丈夫だろうか)」




