外伝 謙吾署長の流儀part5
警視庁、サイバー課。
謙吾「うーむ…」
兄から送られた書類を確認する謙吾。
刑事A「署長、どうしたんですか」
謙吾「あぁ、兄さんから送られてきた書類をね」
刑事A「なるほど、何々『少子化問題について』」
※文面※
2025年度、日本人口減少数が過去最多、16年連続で減少し続けている。
課題点
・若者の雇用確保
『都会暮らし』に憧れる若者の選択肢を『地方』まで拡充する施策を盛り込む。
・出生手当の確保
子供を産むメリットをさらに作る。加えて『育休』への世の考え方も改めさせる。
・各コンテンツで教育部を用意
現代の『学校教育』は長年の悪習から、ほとんど機能していない。家庭での教育も『子供をしつけできない親』が増加している以上期待できない。
教育は『社会へ出てから』という方向で議論していく必要がある。
・美意識の向上
女性は『体系維持』、男性は『清潔感』への美意識を向上させ、『男女の交流』が広がる確率を高くする。
刑事A「何ですか、これ」
謙吾「汗(・ω・;)」
少し悩んだ後、喋りだす謙吾。
謙吾「兄さんは『相談相手』がいないからね、『施策系』の案については特に、だからたまに僕に送ってくるのさ」
謙吾「それか、『情報発信』を利用するんだ」
刑事A「どこかの組織に所属すればいいんじゃないですか」
謙吾「うーん、例えば『クロスゴマ』というバトルホビー界の場合だと、『モラルの欠落した人間』、つまり兄さんの敵が多くて、とても従事出来ない環境なんだ」
謙吾「それに加えて、家系を存続させるために『父親』の面倒を診なくちゃいけない」
謙吾「父に関しては、僕も我儘で放棄した、こればっかりは兄に悪いと思っている」
刑事A「(¯―¯٥)」
刑事A「それじゃ、恋人や友人は」
謙吾「『顔出ししていない人達』が日々近づいて来ている可能性があるからね、『外に出ても気が休まらない』と嘆いていたよ」
謙吾「つまり、どちらも作れないし、作ろうとしないってわけさ」
刑事A「そんな状態で精神が可笑しくならないんですか」
謙吾「兄さんはそういうことに慣れちゃっているからね、『逸らし方』を熟知しているのさ」
謙吾「それにここ最近は、『頑張っている女性達の姿』に勇気づけられている、安心しろと言っていたよ」
刑事A「なるほど…」
刑事A「(署長のお兄さんは色々と大変なんやな…)」
腕を組み、考えに耽る刑事2人であった。
『実事求是』




