外伝 おおかみの補足part7
犬星家、自宅。
無月「…」
謙吾「どうしたの、兄さん?」
無月「これ」
とある記事が映ったディスプレイを見せられる謙吾。
謙吾「これって、先日起こった『スナックでの殺人事件』?」
無月「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン」
謙吾「これがどうかしたの?」
少し考え込む、無月。
数分経ってから、会話を始める無月
無月「この事件の原因ってなんだと思う?」
謙吾「それは、『事件を起こした犯人』じゃないの」
無月「はぁ、お前もそっち側の意見か」
無月「まず、『水商売』とは、一般男性からすれば『普通の職業』とは明確に違う」
無月「基本的に労働とは、『楽しくお喋り』せず黙々と業務をこなすものだ」
無月「『人がやりたくないことでお金を稼ぐ』という基本から、『逸脱した職業』の場で起こった、そこが焦点だ」
謙吾「…」
無月「職を問わず、汗水垂らして働いている『男性』からすれば、『妬み』へと繋がる可能性は十分ある」
無月「そして、女性は『フリートークの場で嫌味を口走りがち』になることが多い、『ちょっと香ばしい匂いがしますね』とかな」
無月「俺の予想では、『お酒の場』で『お客様に対して発した不用意な発言』がトリガーになったのではないかと予想している」
謙吾「なるほど」
無月「『軽い悪口』を言って殺されたなんてで片づけられる可能性があるけど、しっかり聞き込みをして、『水商売』とは身の危険が生じる職業なんだと世間に広める必要がある」
無月「ここ最近も『30代男性』を追い込むような、『婚活紹介番組』が放送されてしまった、独り身の男性が暴走して起こる事件が増えるかもしれない」
謙吾「考えすぎなんじゃ」
無月「対策は『考えすぎ』くらいで丁度いいんだよ。『対策』を練らず、若者が殺されていいなら、俺は止めんがな(失笑)」
謙吾「(これは兄さんが世の大人に落胆している時の顔だな)」
無月「お前も早く芸の道で独り立ちしろよ、俺も厄介な二人と生活するのにもウンザリしているんだからな」
謙吾「その件に関しては、本当に申し訳ないですハイ」
無月「(´-ω-`)」
女性の方々には、『男性は怖い生き物』だ、ということを絶対に忘れないでください。
最終的に自分を守れるのは、『自分自身』。




