外伝 おおかみの補足part5
犬星家、とある一室。
無月「(# ゜Д゜)」
物凄い剣幕でディスプレイを見つめる無月。
謙吾「どうしたの、兄さん」
無月「これ」
ディスプレイを指さす無月。
謙吾「あぁ、この動画企画か」
そこには、バーチャルアイドル達の登竜門チャンネルが映されていた。
バーチャル界の黎明期を経験した『審査員』達によるオーディション番組のような企画チャンネルだ。
無月「俺はバーチャルを目指す子達は、様々な事情からその道を選んでいると思っている」
無月「だから、『審査員は言葉選びをちゃんとしなければいけない』、社会人としての模範とまではいかずとも、その子達を納得させられる人物であると『言葉と所作』で示さなければいけない」
無月「だが、実際に審査を行っている人物は『身なりや言葉遣い』が大人として恥ずかしい人物が多い、これが現実だ」
無月「俺にはそういった大人たちが『一人の女の子を虐めている』構図に見えて仕方ないんだ」
謙吾「確かに僕もチラッと動画を確認したことがあるけど、『見た目オタクっぽいおじさん』が女の子に強い言葉を発していて、見ていていい気分はしなかったね」
無月「どこの事務所でも、『新人育成、発掘』が重要なこの時期に『黎明期を経験した人物たち』がそんなことでどうするんだってホント思う」
無月「まぁそんな人間が令和の時代に頭角を現すとは思えないから、時期に後輩達に抜かれるだろうさ(・∀・)ニヤニヤ」
凄い悪い顔になる無月。
謙吾「(ここだけ見たら、魔王だな)」
謙吾「ま、時期に業界内も粛清ムードが広がっていくだろうから、安心していいと思うよ」
無月「そうなってもらわないと困る」
謙吾「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」
謙吾「(兄さんは楽しそうに自分の活動に従事している人達を観るのが好きだからなぁ)」
そんなこんなで兄弟話で盛り上がる二人であった。
原作者「大人として恥ずかしくない『審査やアドバイス』をしてください」




