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どうも我儘なクソガキです

書くのって疲れる

もし神がいるのならそいつは、多分クソ野郎に違いないと

俺は思った。


席替え、それは学生にとって嬉しいイベントの一つだろう。そう、普通の学生なら。


普通なら、今の席のほうがいい人だったり、好きな人と隣になりたかったり、友達と一緒になって騒ぎたくなったりするものだ。


だが俺はそうじゃない。


断言してもいいぐらいだ。


それはさておき、今俺は非常に困っている。


まず普通に考えてほしい。


みながみんなが思う物語のモブの席ってどこだ?。


そして隣には誰が座っている?。


多分間違いなく窓側の4番目と答える人はいないだろう。

ほんで隣はきっとヒロインだ。


ああそうだよ俺は引いてしまったんだ、引いちゃいけない

()()()


「よろしくね月影くん」


彼女が何も知らず無邪気な笑顔で俺にそう言ってきた。


俺は思う神様なんてのは本当にクソ野郎だと。


そしてこんなことで一瞬、全てを台無しにしようとした俺

はもっとクズ野郎だ。


でも彼女、神崎千は俺にとってのヒロインではなくなったがきっと誰かのヒロインになりうる存在だろう。


なんでそんな女の子が隣で、主人公席に座っている

のにそんな嫌そうなのかって?。


先に言っておこう俺は面倒事嫌い系キャラとか

鈍感系ハーレム系キャラでもない。なんなら嫌いだ。


じゃ何故かって?


それでもいいのかって?


ああいいさ、だってそうだろ?


俺はもう『主人公』じゃないのだから。


それでも、せめて彼女の世界の中だけでもモブでいさせてくれ。


有象無象の民ではなくて一つの登場人物でいさせてほしい。



そう思うのは俺の我儘なのだろうか?。


こういうの観てみたいけどないから自分で作った

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