桜餅のころ
目にも柔らかな桃色に
少し粒のある肌の貴女
その粒のひとつひとつに
控えめな艶がのり
貴女をこの上もなく魅力的にしている
貴女を優しく包むのは
ギザギザの深緑の葉
粒の艶と真逆のざらついた鈍い緑が力強い
貴女のその姿は八重桜だろうか
あのぎゅうぎゅうに詰まった花びらが
貴女の粒々の肌と重なってみえるから
貴女のその姿は一瞬の輝きのあとの葉桜だろうか
溢れそうな花びらを隠す新葉が
貴女を守る包み葉と重なってみえるから
桜餅、さくらもち、桜餅
優しい桃色に、ほのかな甘さの桜餅
貴女は剛質な葉に守られた繊細な桜餅
八重桜、やえざくら、八重桜
たわわに咲き誇るこのころに
はらはらと散るか散らないかのこのころに
枝いっぱいに咲く八重桜が
美味しい桜餅が鈴なりになる枝にしかみえない私は
食欲に忠実な貴女の下僕です
小さいときはそう好きではなかった和菓子ですが、ある日を境に好きになった私です(^^)
昨日はみたらし団子をいただきました♪