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第一章⑦

再び町に向けて歩き出す鐡華だったがまたしてもモンスターと遭遇か!?

再び街に向け歩いているとモンスターと遭遇する事があった。


「これは…うさぎか?」


見た目はほとんどうさぎだが妙に耳だけ異常発達している。


「モンスターだよな…あんまり戦いたく無いんだが」


そう思いながらもいつ襲われてもいいように鉄化をし、棒を構える。すると直ぐにうさぎのモンスターはこちらに気づき鳴き声を上げると同時に襲ってきた。


「やっぱダメかぁ!」


するとある異変に気づく、うさぎのモンスターが飛び跳ねて襲ってきたのだが妙に良く見える。姿をしっかりと捉えることが出来た。


「お!?」


相手の動きに合わせて持っていた棒で攻撃を与えようとするが自分のイメージと行動が合わない。


「やべっ!」


攻撃が空振り相手の攻撃を受けてしまう。


「くっ!」


鉄化していたお陰で痛みはさほどでもなかった。


「動体視力だけ上げてもらったから身体がついてきこないのか!?」


神様に頼んだ願いの1つである動体視力の強化が仇になったようだ。


「とりあえず見えちゃ居るんだ!相手が攻撃してくる場所に構えてりゃなんとか!」


そうして相手の動きに合わせて攻撃を置く事で何とか倒すことが出来た。


「最初のカリュプスとかいうスライムがどんだけ異常だったかよく分かるな…」


変異体スライムのカリュプスの攻撃はまともに目で追うことも出来なかった。変異体というのはやはりモンスターとしての格が違うらしい。


「まぁ今回の戦いで鉄化でのダメージ軽減と動体視力の強化で何とか戦える事は分かったのは良かったけど筋トレと動体視力に身体を慣れさせるのも必要だって事も分かったな。」


この先自分がなにを伸ばすべきか明確に実感した戦いだった。

自分に何が足りずなにを伸ばすべきか明確に実感する鐡華だった。異世界で人と出会い街に辿り着くのはいつになるのか!

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