表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大切な思い出  作者: SHION
3/11

家の中

りょうがは外に出た。今まで見たことの無いような花や人を。りょうがは怖かった。病院では決して見ることのなかった外の世界。あちこちで車が走り自転車や歩行者が目の前を通り過ぎていく。何も覚えていないりょうがにとってそれは恐怖以外の感覚は思いつかなかった。退院手続きが終わり母親と一緒に家へ帰った。家に着いた瞬間にとてつもなく安堵した。家族のことも忘れてしまっていたが会う度に少しずつではあるが記憶が蘇ってきたからだ。だが思い出せたのはほんの少しだけだった。今まで過ごしたことなどは思い出せなかった。母親が今までにあった思い出などをこと細かく教えてくれたがまだ分からないことが沢山あった。自分の部屋へ入るととてもリラックスできた。机の上にはハンドボールが置いてあり壁には中学の頃に使っていたと思われる靴やユニフォームなどが飾られていた。学校の制服は綺麗にアイロンがけされハンガーにかかっている。自分の部屋なのに周りを見渡して机のしたの引き出しをあさっていた。自分の記憶を求めて。1段目には文具などが置いてあった。鉛筆や消しゴムにシャープペン、のりやハサミなど。2段目に手をかけた瞬間なにかがふと頭の中をよぎった。なにかは分からないがとても怖かった。この中になにがあるのかは分からないが。そっと引き出しを開けた。そこには1枚の紙が置いてあった。ただそれだけが。

おそるおそる紙を表にむけると…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ