記憶のカケラ
りょうがは高校1年生。何不自由なく高校生活を送っていた。部活で汗を流し家へ帰ると勉強をしたりゲームをしたり高校生らしい生活を送っていた。ある時りょうがは学校の帰り道、1人で自転車に乗り家へと向かっていた。その時前から来た車に気づかず車と衝突してしまう。りょうがは頭を強く打ち救急車で病院に搬送されなんとか一命をとりとめた。だが問題はりょうが自身の今まで過ごした15年間の記憶が無くなってしまったのである。つまり記憶喪失なのである。頭を強く打った影響で全てのことが思い出せないりょうがはずっと後悔していた。あの時もし車に気づいていたらこんなことにはならなかったのに。と。入院生活も慣れてきて1週間が経ったある時、りょうがの幼なじみの凜音がお見舞いに来た。凜音は部活のマネージャーでりょうがは密かに凜音に好意を寄せていたのだ。しかしりょうがはその記憶さえ無くしていた。凜音は記憶が無くなっていたのを知らず仲良く世間話をしていた。しかしりょうがは凜音がなぜ自分のためにお見舞いへ来てくれたのか。そしてこの子は一体誰なんだと思い凜音に聞いてしまう。凜音は記憶喪失になっている事を知らずふざけているのだと思っていた。しかしりょうがの目は真剣に凜音の方を見ていたのである。りょうがは静かに今までにあった事故の事を話し始めたのである…