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世界を越えて。  作者: 和部しう
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第一章 1話



......初めまし...私は.......



....して、ここに....いるの...



.............あなたは......だれ?




-----------------------------------------------------------------



...今のは......なんだ?...夢?

草原、お城の見える町、荒廃した村

どれも現代の地球ではありえないような景色で、同じくありえないような恰好をしていた3人の女性と話していた...。



「...もういつまで寝てるの!遅刻するわよー!」

下から母親の声が聞こえる...母親の...声?

...遅刻!?......あれ、今何時だ...?!


俺はすぐさまベッドから落ちている時計を拾い(寝ぼけて叩き落したのだろう)、時間を確認した。


「...って8時20分?!なんでもっと早く起こしてくれなかったんだよぉぉお!」

俺は1階にいる母親に八つ当たり気味に返事を返すとすぐさま顔を洗い、制服に着替え、玄関へと向かう。

「なんでってあんたが昨日、"今日は早く寝るから朝起こさなくていいよ"って言うから...はい、忘れ物。これ持ったらさっさと行く!羽衣(うい)はあんたを置いていつもの時間に出たからね。」

「あいつ...家出るときくらい声かけてくれてもいいじゃんか......弁当ありがとう!じゃあ行ってきます!」

「はいはい行ってらっしゃい!車に気を付けるんだよ。」



夢の舞台とは違う、しっかりと舗装された道を俺は走る。

羽衣というのは俺の妹の名前なのだが、いわゆる年子というやつで俺は4月3日生まれ、羽衣は2月25日生まれであり同じ高校に通う2年生である。

小さい頃からずっと一緒に育ってきて、2年ほど前までは近所でも有名な仲のいい兄妹だったのだが高校に入学したあたりからなぜか俺に対して冷たく当たってくるようになり今に至る。

嫌われるようなことをした覚えがまったくないから原因が何かとか一切わからないんだけれど、俺としては仲の良かったあの頃に戻りたくて日々孤軍奮闘している。


「はっ...はっ...はっ...やばい、授業開始まであと5分しかない...グラウンド側の塀を隠れて飛び越えれば校門前にいる先生方と鉢合わせしたりせずにすむけど、さすがに授業途中から気づかれずに教室に入り、席に着くのには無理があるぞ...」

どんなに近道をしても5分以内に教室に入り席に着くのには無理があるので、すでに遅刻は確定しているのであった。




...それにしてもやけに近くでサイレンの音が鳴ってるな...




多少気にはなるものの目下遅刻しそうな俺はすぐに頭を切り替え、全速力で学校への道を急ぐのであった。





どうも初めまして。

和部しうと申します。


これから少しずつになってしまうかもですが、

小説投稿していきますので、よろしくお願いいたします。


この作品は愛をテーマに書かせていただきますが

作者は王道俺TUEEEE小説が大好きですので、

多少なりともそういう感じが出てしまうかもしれませんがご了承ください。

なお、1話あたりの文字数は(1話目を除いて)1500~2000にする予定です。


稚拙な文章ではありますが、

これから先末永くお付き合いいただけたら幸いです。


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