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シルフィーの独白

またこっちです。

こちらの作品も、総PV数が1000を越えました!有難うございますm(__)m

私の名前は、シルフィーです。

カレンお姉ちゃんの妹です。………もう私の方が年上になっちゃったけど。


もう十年も前かな。

私達は、ある町のスラムに住んでた。親はいなかったよ。正確には、小さいときに捨てられたってお姉ちゃんに聞いた。………私の髪の色が気に入らなかったらしい。お姉ちゃんは、綺麗な髪だって言ってくれるから気にしてないけど。私はお姉ちゃんのおかげで生きていけてたんだ。


お姉ちゃんが倒れて町がなくなったあの日、私は恐い男の人達に拐われかけていた。私は何も出来なくて、泣いて喚く事しか出来なかった。今思い出しても悔しい。………あの時、私に戦える力があればお姉ちゃんは十年も眠りにつく事は無かったんじゃないかなって思う。


私は結局、少ない食べ物をかき集めて戻ってきたお姉ちゃんに助けを求めた。お姉ちゃんは、既に初級位の魔法は使えてたから。私は、お姉ちゃんに頼るしかなかったんだ。


それでも、大人……それも多分、男の冒険者を複数相手するのは無理だった。お姉ちゃんも、捕まりかけたその時、世界が白に塗り潰された。………そうとしか言い様の無い光景だった。少しして私が見たのは、魂の抜けたような倒れ伏すお姉ちゃんと瓦礫の山となった町だけだった。


それから、三日はなんとかなった。お姉ちゃんを背負って、食べ物を探して歩き回った。でも、三日が限界だった。……水も食料もまともに見つからなかったんだ。第一、水はお姉ちゃんの魔法に頼りきってたから水不足ってのが私には、分かってなかったんだと思う。


いよいよ限界達した私は、お姉ちゃんごと道端で倒れてしまった。暫く動けずにいると、真っ黒いフードを深く被った長身の人が近づいてきたのが見えた。

だから私は………


「わ、わたしの………ことは………いいから………お姉ちゃんをた、たすけてください!おねがいします、お姉ちゃん、をたすけ、て………」


って、泣きついてしまった。………それだけ言うと気絶してしまったと思う。良く覚えてないけど。




私が眼を覚ましたときは、全く知らない場所だった。天井があって、綺麗な部屋で大きくて清潔なベットに寝かされていた。

理解の追い付いていなかった私に、オーウェンさんとヴォルクさんは優しくしてくれたのをよく覚えてる。………初めてお姉ちゃん以外に、私に優しく接してくれた人達だったから。

私はリヒターさん達のお手伝いをする事にはなったけど、代わりにお姉ちゃんを治して貰うもしくは手伝って貰う約束をしてもらえた。





それからの十年は、良く覚えてない。

お姉ちゃんを治す手段を探しながら、強くなるために頑張った。相当無茶をしていたと最近オーウェンさんが愚痴っていた。………そんなに無茶苦茶してました?

そんなこんなで、私はリヒターさんの"お願い"を叶える代わりに私のお願いも叶えてもらっていた。


結果は、何十人っていう人達を殺すことになった。仕方の無いことだとはわかっている。だって、この人たちがいると、魔王軍が困るのだから。

その内、私は私の感情が分からなくなった。魔王軍の人達からは"殺人人形"なんて揶揄されるようになった。………その時の、オーウェンさんの顔は良く覚えてる。とても悲しそうな、自責の念に押し潰されそうなそんな顔だった。



何十回とお姉ちゃんを起こす方法を探し、試し、失敗し続けた。その都度、私は無茶をしていたらしくヴォルクさんとゴーアンさんに止められていた。


そして、三ヶ月前。

念願だったお姉ちゃんの眼が覚めた。そのときは、感無量で思わず抱きついちゃったけど良いよね?私、頑張ったんだから。


お姉ちゃんは、全く変わらなかった。記憶がないって言ってたけど、私の事は覚えててくれただけで私は良い。………あの日の事は、一生思い出して欲しくないから。もう二度と……お姉ちゃんを失いたくないから。




それからのお姉ちゃんは格好良かった。

どんどん強くなって、賢くなって、遂には全く新しい魔導具すら完成させて見せた。

その魔導具は、私をして全力の対応を要求させられた。手加減……だったんだと思うけど、致死攻撃がなかったとはいえ、全方位から衝撃を撒き散らす高速弾なんて厄介すぎる。


その後、大型の竜種ですら一撃で頭部を消滅させそうな威力が出る同系の魔導具を見せてもらったけど。魔……リヒターさん、本気出しましたよね?なに考えてるんですか………。


もう言っちゃうけど、魔王であるリヒター様ですら本気を出させたあの魔導具を造ったお姉ちゃんは私の誇りです。


「やっぱり凄いよ、お姉ちゃん」


………お姉ちゃんに聴こえてませんように。恥ずかしい!


このペースで上げたいんですが、いかんせん現実での予定が(´・ω・`)


メインは、完全に筆が止まっております。戦闘シーン難しすぎるのぉぉぉぉーー!?。・゜゜(ノД`)

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