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死んだと思ったら異世界でチートゾンビになっていた  作者: Mr?.YK.
第一章 女神と異世界と俺(←ゾンビ)
7/8

第六話 川へ

YK「……………貴女Sでしたっけ」

アルタナ「いいえ。ただ単に貴方へ罰を与えるだけですよ?」

YK「にしては凄く楽しそうな顔してますよぁあひんっ!?」


そんな風にYKがしばかれていたとかいなかったとか。


3週間もの間放置して申し訳ありませんでしたm(_ _)m

お待たせしました、第六話です。




昨夜魔法が使えることを確認した俺は、体育座りのまま目を閉じて、そして翌朝を迎えた。


「ふわぁあ〜……。身体?というか魂に生活サイクル刻み込まれてるな俺……にしても身体痛ぇ……」


どの世界でも大切なこと。それは勿論遅刻しないこと。休日は兎も角、平日は毎朝7時に起きて学校へ行っていた。小中高一貫して変わらなかったためか染み付いていたようだ。

身体が痛いのは寝起きに長時間の体育座りとなればさも当然の帰結である。


ともあれ朝目覚めたら顔を洗うのだが、これまた魔法だ。


(ウォーター):水属性初級魔法。詠唱『我に水の恵みを与えよ』効果:発動者の認識中に水を供給する。消費MP:5→5(消費量低下Lv1) 威力:F→F(効果増加Lv1) ※無詠唱可能》


昨日使った『灯り(トーチ)』同様簡単な魔法だ。


実は昨日の夜に一度使っており、その際詠唱も確認済で、寝ぼけ眼の朝っぱらに初めての無詠唱に勢いで挑戦するという無謀に聞こえる(ような気がする)行動を取った(既に事後)のだが………


「…………あ、普通に出来たわ」


昨日と同様、自分の真正面の胸の辺りに直径5cm程の水球が現れた。スポーツの方じゃないから、と空ツッコミ。


無詠唱可能とはいえこんなにあっさり、イメージしただけでパッと出来るとは正直思っていなかったので、拍子抜けしたというか、なんというか。


兎も角、目の前に現れた水球の中へ手を突っ込み、水の感触を確かめる。勿論普通だ。


という訳で、自ら生み出した水球から水を取り出して顔を洗い、うがいをして、残った水は飲み干す。軟水とか硬水とか詳しい事はわからないが、特に問題ないようなので飲んでいる。自らの魔力で生み出した水だから狭い範囲で循環しているとも言えるが。


「さてと……よし、行くか。」


そういった考え事を頭の隅に追いやって、太陽が登って来ている東、そしてうっすらと見えている川へ向けて歩を進めるのであった。




















丘の上から歩いて大体1時間程。ようやく川岸へとたどり着いた俺は、一先ずは川を眺めるのだった。


移動中に色々と考えたりして、その結果昨夜の行動の危険性に身震いしたり、他の初級魔法の練習をしたり、それによるMPの回復ペースの確認をしたり。

MPの回復は1分間に1が現実のペースだと分かった。歩きつつだったから、座っていたり眠っていたり、あるいは食事した時の回復ペースがどうなるかはわからないが、現時点ではこれで満足だ。


スキルの方も、人間社会へ溶け込むつもりな以上、絶対に必要であろう、ステータス隠蔽の効果がある[詐称]に関しての実験をしていた。

レベルが低かった為に最初は殆ど変わらなかったのだが、僅か1分程試行錯誤すると、


《[詐称]のレベルが1から2へ上がった》


との脳内アナウンス。レベルアップ促進系スキルの効果があっても少しばかりなのだから、初歩の初歩が如何に楽かをあっさり理解させられた。もうちょい時間掛かるかと思ったんだが。


ということで移動時間の半分近く、ついさっきまで色々やった結果、Lv8に上がり、スキルの大部分の隠蔽に成功した。HPやらMPやらの基礎値が平均(ヘルプ参照)より高かったのでそちらも弄りたかったが、そちらまではまだ手が回らないことが判明。多いだけだから放置となった。なお平均は100±10とのこと。魔法特化でHPも多いが物理攻撃には弱い。つくづくアンデッドだな。











意識を川に戻す。


徐々に近づいてわかってきたが、周辺の自然と同様、澄み切った綺麗な水が流れている。


手を入れてみれば、ひんやりと冷たい水の流れを感じることが出来た。


尤も、見た目も触っても清流でも、飲んでみたら有害性がある場合はあるので、不用心に飲むつもりは無い。魔法で生み出した水?自分で生み出したんだからなんとなく大丈夫だってわかった。飲んだ後だったがヘルプで確認しても大丈夫だったし。

…………言動と行動が一致していない。




兎も角、川は右から左、つまりは北へ向かって流れており、川幅は5〜6メートル程。深さは1メートルもなく、自然の美しい川を体現したような川だった。


俺は尤も文明が発達しているであろう下流へと再び歩き始めるのだった。





そして、それ程経たない内に()()と出会うことになるのだが、当然そんなことは知る由も無かったのだった。

地味にこの後へ繋げように上手くいかず、結果放置していましたm(_ _)m




生存本能ヴァルキュリアなんて聞いた当初どう考えてもアニメタイトルにしか聞こえませんでしたよww(おい)


前まで弐寺の話ばっかりしてましたが、元々作者はミュージックトライアングル派の音ゲーマーですし、それ以前に鉄オタです!その辺間違えないよう。まぁ、大体わかりますけどね。







次回……いつになるかなぁ(汗)

現時点では別人物の視点にする予定ですが、さて。どうしたもんかなぁ〜。


ではでは。

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