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死んだと思ったら異世界でチートゾンビになっていた  作者: Mr?.YK.
第一章 女神と異世界と俺(←ゾンビ)
1/8

プロローグ 死んだ自分

 更新停止してる他の小説はどうした!?って言われても仕方ない。一々難産な作者なんです、スミマセン。


3/20:改稿(全角空白をパソコンより打ち込み)しました。

 死とは突然訪れるものであり、かつ避けるという選択肢がない、残酷な存在である。


 普通の人々は事故、事件、自殺など悲惨なものから、病死、老衰による衰弱死など穏やかなものと2つのパターンに別れる。

 いや、病死も不遇ではあるが、そこに他人の加害がある訳ではないし、現代日本であれば病院で家族に見送られながらといった場合があるために後者に分類した。


 とある創作物において、不死の存在などがあるが、基本的には彼らも”死”は経験している。これは彼らが死を超えて存在する者、つまりはアンデッドであったり、とある古代文学の代表作品にある様に不老不死の薬を服用しても、彼らは”死んでも生き返る”のであって、薬の効果で生き返る分、その度に死んでいるのだ。




 ……ゴホンッ。話を戻そう。


 死とは突然訪れるものである。


 人間、ひいては生物全てにおいて言えることである。

 ましてや現代。戦争兵器が進化し、それ以外にも大型の金属製の物体が各地に所狭しと屯する都市圏では、如何に”安全で快適な”を謳っても限界があり、むしろ死は人の考え一つで数十人規模以上で与えることが可能になっている。


 ……つまり何が言いたいかっていうと、



 ブオオーン、キキーッ、ドンッ



 「ーーーーーガハッッッ!!?」



 今までの考察が走馬灯の如く一瞬の間にされたものであり、俺はその都会の真ん中で自動車の暴走に巻き込まれて勢いよくはねとばされ、脳を強く打って平衡感覚と意識を失いかけつつも、微妙に持ちこたえてこの様に他人事の如き思考を展開しているということ。

 そして先程の衝撃の強さからすれば奇跡に等しい意識の維持を成し遂げても、結局それは一時的なものであり、段々と視界が黒くなってきているということ。











 結論として俺、晴海(はるみ) 和人(かずと)は、交通事故で死んだ。


 思えばつまらない人生だった。といっても高校3年、17歳だが。


 普通の出生、普通の家庭、普通の幼稚園、普通の小学校、普通の友達、普通の中学校、普通の高校。どれもが現代一般の環境であった。


 未練はあるかと言われても、実のところさほど無いのが少し冷酷と言われるかもしれない。

 家族や友達に対してどういう思いなんだ、と問い詰められるかもしれない。ただ、さほど無いとは言ってもある事にはあるし、正直に白状すれば友達以上恋人未満の女子がいたし、そろそろ本気で告白してみようかなんて思っていたりもした。

 そんなものを残していてなぜ未練はさほど無いなんて言ったのか?それは割と単純な理由だ。


 今までの人生が全て"普通"だったからだ。


 俺は今まで歩んできた人生が全て"普通"であるとわかっていた。それもそうだ、政府が頒布したガイドブック的なものに書かれていた人生の歩み方の例とそれを見た高校入学時までの人生の歩み方がほぼほぼ同一だったのだから。


 でもそこから先は違うだろって?いいや、俺自身からそのガイドブック通りになる様に動いたが故に全て普通だった。恋人未満がいるのも大体同じだ。

 ……もしかしてコレは非リア充からの制裁か?なんて思考が一瞬の中のさらに一瞬出たが、違う。


 "交通事故で死ぬという選択肢はいつでもありえます。"


 ガイドブックにはこうも書いてあった。下には当然十分に注意しましょうとお決まりのセリフがあったが、要は交通事故で死ぬのも"普通の選択肢"だったのだ。


 だから俺は"普通"の選択肢に存在する以上、この様な人生の終幕であっても、それを許容した。













 ただし、死んだはずの自分の意識が、真っ白な空間で覚醒するまでは。






 ついでとばかりに、目覚めた自分は今振り返ったことのどれもが通用せず、まったくもっておかしな存在になっていたことも。

 次話は完成してますが、その次はまだ書けてません。


 明日(3/19)夜19時に投稿する予定ですが、その次はしばらく後になると思います。スミマセンm(_ _)m


 真面目な雰囲気は………どうなることやら。




 あぁ……週一更新したいなぁ(ゲームしながら)

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