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特殊能力~ぽぽぽぽーん~

頑張って次こそは1週間以内に投稿したいです。

1月25日 誤字訂正

自我を創るとかそんな神みたいな事できたっけ?


(俺はお前が創ってねぇんだったら存在してねぇだろうが)


俺は、お前なんか創った覚えなんて無いんだよ!


(何で逆切れしてんだよ?お前が特殊能力で俺を創ったんじゃねぇか)


特殊能力ってなんだ?


(そんな事もわかんねぇのか?転生者ってのもつくづく不便だな)


何で転生したって知ってるだよ!


(俺はお前でお前は俺だって言っただろ?脳味噌が2つあるわけじゃねぇし、記憶は同じっていうか共有してんだよ。よく思い出してみろ俺が弓作ってた時の記憶が有るだろ?)


…なんとなく、思い出せるな


(俺もそんな感じでお前の記憶が有るんだよ)


俺はお前でお前は俺ってどういう事だ、あと特殊能力って何か教えろよ!


(はぁ?まだ、分かって無かったのか、俺は人格を持って自立してんだよ、だが俺は所詮はただの能力、体を持てるわけもなく俺はお前の体の中に留まった、つまりはお前は二重人格になったって事だな、っていうか下手したら多重人格かもしんねぇな。特殊能力についてはお前が無言でつっ立ってるから心配してるスライムにでも聞け)


あ、おはぎの事忘れてた。

…おはぎ、心配そうにうろうろしてるな


「特殊能力って何か分かるか?」


地面から数センチ跳んで、凄い睨みながらこっちを見てくる。っていうか目が無いからそんな感じがするだけなんだけどな


「いきなり、話しかけるな、びっくり、して、死ぬかと、思った…、

特殊能力か?特殊能力は、普通の、能力と、違い、異世界から、来た者、しか、持っていない、能力の、事、それが、どうかした、のか?もしかして、アイツが、特殊能力か?」


「びっくりさせて、ごめんな?

アイツは俺が特殊能力で創ったらしい、でも俺はアイツなんて創った記憶なんて無いんだよ」


「特殊能力は、制御、しきれなくて、無意識に、使うことが、ある。」


まじかー


(お前あれが無意識だったのか?ど肝を抜いてやる!って張り切ってたじゃねぇか。だから能力をはじめっから、うまく使える様に俺を創ったんだろ?だから俺は希望に沿えるよう上質な竹弓を作ったんだぜ?)


そう思ってただけでお前を創ろうなんて微塵たりとも意識してなかった。

そもそも創った理由のはじめからうまく使える様にってどういうことだよ


「カル、さっきから、立ったままで、何してる?」


また、おはぎの事忘れてた

うーんこの事を何て説明したらいいんだろうか?


(めんどくせぇな…俺が説明してやるから、代われ)


どうやって代わるんだよ。


(俺が出てきてやるから、抵抗すんなよ?)


何がどうなるのか、わかんねーけどわざわざ抵抗するわけ無…

(じゃ、体借りるぜ?)


◇◆◇◆◇


あーめんどくせぇ、でも仕方ねぇなぁ、あいつカルだっけ?馬鹿で状況把握が出来てねぇみたいだし


「よぉスライム、今俺がなっている状態を教えてやるよ」


「アイツか?カルを、どうした!」


こいつもめんどくせぇなぁ


「別になにもしてねぇ、ちょっと体の主導権を貸してもらっただけだ」


「カルを、返せ」


「返せも何も本人の同意をもらってんだよ、なぁ?」


(まぁ、同意しては無いけど代わる気はあったな)


「って言ってるぜ?」


「何の、話?というか、お前は、一体、何だ」


「俺は弓矢の能力だ、お前の さっきから立ったままで何してる? に答えてやったんだよ、お前には聞こえなかったかもしれねぇが俺とカルで会話してたんだ。分かったか?」


「テレパシー、みたいな、物か?」


「まぁそんな感じだな」


(俺の特殊能力ってどんな効果かおはぎに聞いてくれよ)


はぁ?お前の特殊能力の効果なんて、お前以外誰もわかんねぇよ


(え?マジで?俺もわかんねーけどどうしたら分かるんだ?)


頭ん中で特殊能力って言ってみろ


(…えーっとだな、効果が 自我、人格、理性、記憶などを対象としたものに与える、生命又は意思の無い物体にのみ有効、木などの意思が無いものは意思のみを与える、生命又は意思を無くした者には無効 だそう、あと、能力の名前が…)


なんだよ?



(“ぽぽぽぽーん”だった)



はぁ?なんだよそれ


(た~のしい♪、な~かま~が♪、“ぽぽぽぽーん”♪)


どうした?狂ったか?


(お前に分かる様に歌ったんだよ、お前は俺の死ぬ前の記憶が分かるんだろ?)


はぁ?


(さような○イオン)


あぁ!あれか!ってお前ふざけるのも大概にしとけよ!


(ふざけてねぇよ!)


「また、話してる、のか?おはぎも、話、したい」


「別にいいけどよ、この状態じゃカルは話せないぜ?カルと代わってやろうか?」


「その、必要は、無い、お前が、あの、弓に、行けば、良い」


スライムの形が矢印になって俺の作った弓を指した


「あぁなるほどな、確かに俺が竹弓に行けば俺たちの会話が只の言葉に変わるからな、だが弓に行く方法がねぇだろ?」


「カルの、特殊能力を、使えば、出来ると、思う」


(え?俺?どうして俺の特殊能力が要るのか説明してくれよ)


お前の特殊能力は、ざっくり言えば命が無い物に命と意思を与えるってことだ

つまりお前が俺をあの竹弓に入れれば良い

つうか、あのスライム、察しがよすぎるだろ、お前の俺を創ったっつう話だけで効果をあてやがった…まぁ、どうでもいいことだけどな


(なるほどな、やり方をおはぎに聞いてくれ)


「スライム、移動の仕方は?」


「まずカルに代わって?」


◇◆◇◆◇


何か戻るのは簡単だったな


(それはお前が、この体の本当の主だからじゃねぇのか?

つうか、あの、スライム、察しがよすぎるだろ、お前の俺を創ったっつう話だけで、効果をあてやがった)


ふーんそうか、って言うか今思ったんだが俺この世界に来てまだ3日目なんだけどな?いくらなんでも、いろいろと有りすぎじゃないか?

それにおはぎが、どれだけ察しがよくても別に何も変わらないんじゃねーか?


(俺が知ることかよ、つうか俺が弓作りに5日以上かけてるから、1週間以上経ってるからな?あとどうでも良いことを考えてないでさっさとしろ!)

誤字、脱字がありましたら教えてもらえると嬉しいです。

もし良かったら、アドバイス、感想をお願いします

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