スライムとの出逢い ~2つ目の封印~
12月27日 誤字訂正
1月4日 誤字訂正
1月4日 表現追加
8月10日 キャベツモドキの名前変更
デデン!問題です。
目の前の肉塊はなんでしょう
…色々な動物の死体だよ
何でこうなった
…一時間ほど前
◇◇◇◇◇
「おはぎ、檻ってどうしたらでれるんだ?」
「言葉が、足りなかった、かも、この檻、魂や、精神、そういうもの、閉じ込める。
つまり、肉体や、体、もって要れば、簡単に、でれる、けど、一人、だと、幾つか、ある、肉体を、作る、手段が、全部出来ない」
へー、肉体ってどう作るのだろうか
あと、なんかおはぎが若干大きくなった気がする。
話も聞きとりやすくなったな
「おはぎ、お前心なしか喋り方が滑らかになったな」
「気づいた?これ、名前、による、効果」
名前付けるだけでそんな効果が付くのか
「すげー、じゃなくて
肉体作るってどうするんだよ
あと、能力の効果な」
「名前、嬉しい、効果、説明、忘れる、謝罪」
おお、喋り方が戻った。
「喋り方が戻ってんぞ?」
「ごめん、この、感じ、慣れてなくて、間違える、
まず、カルの、能力効果の、一つ、攻撃予測、これは、そのままで、10秒、から、30秒後の、攻撃が、どこに、来るのかを、予測できる」
あ、間違えたんだ、それなら仕方ない。
でも…喋り方間違えるって何だよ
しかも能力は説明だけか能力の使い方を知りたかった。
使い方を聞けば、教えてくれるだろうか
「どうすれば使えるんだ?」
「練習、有るのみ!今、から、話しながら、殺しに、行く、予測で、避けて」
避けるのに失敗して死んだりしないよな?
「お、おう」
「もう一つ、弓矢(神業)、これも、そのまま、どんな、弓矢、でも、弓矢、なら、神の、如く、扱える、能力。
因みに、この、能力は、作る、ことや、直す、こと等に、ついても、神業」
おはぎ、なんか色々と知ってるな
「へー、おはぎは何でそんな色々しってんの?」
「魔の者、には、当たり前の、知識」
へー俺が無知過ぎるってことかな?
…ん?青い線が俺の腕に合わせて動いてるな
なんだこれ?
あ、赤に変わった
うぉう!
おはぎが線をなぞる様に跳んできた。
危ないな、上手く避けたけど、当たってたらどうなっていたんだろう。
「今のがそうか?」
「知らない、けど、それだと、思う、でも、予測は、あくまで、目安、予測出来ない、攻撃も、ある」
なるほど、過信はしたら駄目だ、ってことだな
あと、何か聞きたい事って有ったっけ?
あった!
「そういえば、敵意があるもの?だと思うけど、檻に触れたら灰になったけど何でかわかるか?」
「強力な、保護の、魔法、だと思う、この、魔法の、弱点は、味方、だと、思っている、人物、には、反応、しないこと、
あと、そのことは、はやく、言って、ほしかった…、へたしたら、おはぎ、死んでた。」
確かにそうだな、危なかった
「ごめん」
「次、檻、から、出る方法、一番簡単なのが、肉を、食べる」
肉か、有ってもここら辺で取れる肉は俺には多分捕れないな。
おはぎなら、捕りかたを知ってるだろうか
「肉ってどうしたら捕れるんだよ」
「カル、待ってて、おはぎが、捕ってくる」
◇◇◇◇◇
で、おはぎが捕ってきた肉がこの塊だったと…
ちなみにおはぎは「これじゃ、足りない」とか言ってもう一度、狩りに行った。
そういえば、「血は、抜いて、おいた」とか言ってたし、とりあえず、焼いて見るか
あの邪魔だった鎖も無くなったし、どれだけあの文字、魔文字だったっけ?に触って居られるか実験だな
じゃあ、肉の一部だけとるか…
真ん中に置いてっと、よし準備OK
…お皿の代わりに適当に落ちてた石を置いたけど割れたりしないよな?
まぁ、とりあえず文字に触るか
…文字に触っても、鎖があるときと特に違いはないな、
直ぐに眠たくなるし、
もしかして、MP的な奴は超低いってことか?!
あぁ、あとおはぎにMP的なやつの名前きかないと
しかし、ヤバイなこれじゃあ肉が焼けねーぞ?
「はい、肉、多分、これで、足りる、と思う」
おお!ナイスタイミング
「なぁ、おはぎ。」
「何?」
「魔文字って、普通どれだけ触って居られるか知ってるか?」
「魔文字に、触って、居られる、時間は、人の、赤子で、1分位」
え?マジで?俺15秒が限界なんだけど。
つーか、時間の単位って変わらないんだな。
「おはぎ、15秒しか触れないってどう思う?」
「・・・」
何か言えよ!
「おい、おはぎどう思う?」
「15分の、間違い?」
違う15秒なんだよ!
「…15秒だよ!で、どう思う?」
「有り得ない、何で?」
「しらねーよ」
寧ろ、こっちが聞きたい。
「有り得ない、おかしい、もう、笑うしかない」
といってぷよぷよと揺れている
…スライムに笑われるって、そんなにヤバいのか
「じ、じゃあおはぎはどれだけ触っていられるんだよ」
「丸10日、スライムの、中でも、おはぎ、一番、魔力、多かった」
え、もしかしておはぎって凄い奴なんじゃないか…?
「とりあえず、肉、食べて、早く、体、作れ、おはぎが、料理する。」
おはぎはそう言って何処かに行って、
帰ってきたと思ったらフライパンみたいな物を持っていた。
何処からか持って来たのか知らないが、
わざわざ持ってきてくれたのだから断れないな。
「わかった…」
でも、スライムに料理を任せて良いものだろうか?
◇◇◇◇◇
「はい、焼いた肉と、ウテバヤカの実」
と、渡されたのは、
焼いた肉とキャベツみたいな感じの野菜、その二つが山盛りで石の皿に乗っている物だった
…なんか思ってたより普通だったな
「まだ、大量に、ある、早く、食べ無いと、眠れない事に、なる。」
マジで?
ぱっと見ただけで、一皿食べ終わるのに精一杯な位の大きさの肉
おはぎは、それがまだ大量にあって、それを全部食べきるまで寝させないって言ってるんだろ?
肉の食い過ぎで死んだりしないよな?
…この日は、夜が明けるまでずっと肉を食べる事になったのだった
◇◇◇◇◇
これで終わりですね 案外、死神の仕事も面白いものですね。
羽鳥 龍司さんもあっちの世界に送りましたし、
3人がそれぞれどの様に過ごして居るのか、見に行きましょうか。
とりあえずは、一番心配な長谷川 緑さんから見にいきましょう…
…あー、めんどくさいのが来ましたね
「・・・勝手に人の仕事をしないで下さい!!
本当に貴方様は…そう自分のしたいことばかりしていないで、自分の仕事をちゃんとしてください!それと、無駄に命を刈らないでください!!此方は大変だったんですよ?!」
さっさと退散しましょう
「用事がありますので、」
「何なんですかその話し方は!
貴方様が私の様な死神に使う物ではありません!」
「これは、癖ですよ」
と言いつつあっちの世界に行く裂け目を探してるんですが…
無いですね。
こうなったら、普通に逃げましょうか、
緑さんが気になりますが…このお方から逃げ切ってから行くことにしましょうか。別に捕まっても直ぐに逃げられるんですけどね
あぁ、めんどくさい!
羽鳥 龍司=3話の羽鳥さん
です。
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