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やすらぎの迷宮  作者: 魔法使い候補生
第二章 宿泊施設として
20/69

出だしはまずまず

さらに短いです

 その後はもうとんとん拍子だ。

 少々面倒だったが、スケルトンを使って細かい契約内容や今後の方針について詰めて行った。


 また、メイド服とカインたちの荷物や衣類も渡してある。

 クローゼットから新品のメイド服が出てきて、それが仕事着であると伝えた時の驚きようったらなかった。綺麗な服を着る事が許されるとは思っていなかったらしい。

 服装自体に特に抵抗があったりはしないようで、寧ろ嬉々として着替えだした。

 …もちろんスケルトンが部屋から出て行ってからだったが。


 カインたちの服は男物だし、罠のせいでボロくなっているものも多かったが、殆どは渡してしまった。

 エリシーは服や武器も喜んでいたが、何よりも彼らの持ち物から皮製の水筒が手に入ったことを喜んでいた。

 ここでは水がもっとも貴重であり、それを手に入れるために外に出るのは主にエリシーである。

 一度に多くの水を運べた方が手間もかからないし安全だ。

 

 後はダンジョン外への持ち出しを原則として禁止した上で、裁縫道具や食器などの生活雑貨、デッキブラシや雑巾などの掃除用具をも渡してある。

 持ち出し禁止なのは、ダンジョン外では消えてしまうからだ。雑巾などならまだしも、布や糸が消えてしまって着ている服がバラけてしまったりしたら不憫だ。

 少々魔力を食ってしまったが、必要な出費でもある。

 



 彼女たちの仕事の割り振りは次のようになっている。


エリシー

・水や野草、果物の採集。

・外部への応対、交渉。

・掃除。


チコ、チヤ

・掃除。

・食料の管理。

・服や小物の管理。


 また、冒険者が居るときは基本的にはオフとなり、必要に応じてエリシーに動いてもらうこととなった。

 エリシーには負担が大きいかも知れないが、そのあたりはこれから調整していくしかないだろう。



 彼女達が来てから今日で三日目。

 エリシーも無事に水を確保することが出来ているし、新鮮な食べられる植物も少量ながら手に入るようだ。

 なんでも、新米冒険者の時に薬草類の採取依頼は良く受けていたらしい。


 一先ずは順調な出だしといえるだろう。

 彼女たちが外部の人間からどう扱われるかは不安だが、温厚そうな人物が来たらコンタクトを取らせてみよう。

 

 チコとチヤの2人も文句を言うことなく仕事をこなしている。

 食事が少々質素だということ意外はとくに不満は無いようだ。



 なんにしても、これで僕は魔力の回収源と従業員の両方を手に入れた。

 この調子で何事もなく進んでくれることを祈るとしよう。

かなり無理やりな感じですが、ここで二章は終わろうと思います。

理由は単純で、進展しない話をだらだら続けるとモチベーションが下がるからです。


短い話をさくさく消化して行きたいのですが難しいです。

そしてすでに一話一話がかなり短い。


いずれリメイクみたいなこともすると思うので、そのときにはもう少しマシな文章力でお見せできたらいいなと思います。

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