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初訓練!
さぁ!今日から訓練だ!実は魔法とか憧れてたんだよな~。ほら、夢じゃん?手から炎とか。氷とか!どんな教官かな。
あ、そういやどこ集合なんだ?その辺全く聞いてなかったし・・・
「正平様、おはようございます」
メリーさんだ。ちょうどいい、聞いてみるか。
「おはようございます、メリーさん。あの、王から俺の訓練について聞いてませんか?」
「訓練なら、中庭でするそうですよ」
「中庭ですか、分かりました。あ、それと敬語とか様はつけないでください。なれないので」
「え、ほんと。なんか悪いよ。正平さん。年上じゃん。じゃあ、私もメリーでいいよ」
うお・・・、ギャップすごいな
「あ、うん、了解。じゃあいってきます」
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中庭には、紅音ともう二人誰かいた。
「あ、遅いよ翔。もう先生来てるよ。」
「初めまして、正平様。紅音様の剣の訓練を担当する、兵士長のジュリア・ホークスです」
ジュリアさんは鷹のようにきりっとした目が特徴で金髪の髪をサイドテールのように結っている美人さんだ。
「初めまして、正平です。様はつけなくてn「いえ!そういう訳にはいけません!貴方は王の客人ですので」
「え、いや。やめてください」
「いえ、それはできません!」
「そうですか・・・」
メリーのようにみんなフレンドリーなわけじゃないよな。
「あ、あの」
後ろを見るとアリシアがいた。なんだ?
「第四王女のアリシア・カリミ・サレアスです・・・。紅音様の魔術を担当します。よろhぐ!お願いします・・・」
噛んだ・・・、なるほどドジっ娘ですか。
「あれ?俺の教官は?」
「あ、それでしたら、王から伝言を預かっています。どうぞ」
ジュリアさんからなにか紙を貰った。なになに・・・
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正平君へ
なんかきみの担当する教官がきのこに当たったみたいでこれないって!
先生は自分で探してね(笑)
偉大な王様より
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「ふざけんな!!!」
手紙を投げ捨てる。さらに踏みつける俺。
「え、どうしたの正・・・」
「俺の教官は自分で探せって・・・、かいてあった・・・」
「・・・、がんば・・・」
異世界にて初めての涙を流した。




