クローン病と僕
狂おしいほど痛い……
震えるほど怖い……
クローン病をいくら憎んでも、治る事はない。
14年のときの中で、いろいろな人と出会い、共に励ましあった。
悲しい別れもあった。
僕にできることは、生きて「祈る」事だ。
クローン病……
コイツとの戦いが終わるときは、僕自身が終わるときだ。
だが、その日まで生きていたい。
3度のオペをしても痛みとの戦いは終わらない。
狂おしいほど痛いのならば、全てを壊し、自らを修羅となり生きていく。
修羅に生き、修羅の中で死ぬ。
荒んでもいいから強く生きていく。
今は「生きる時」なのだから……
生時