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どうか、私に

作者: 逢沢 雪菜

 もし許されるならなら、あなたの隣に行きたかった。


 堂々と隣に居るのが許される関係。それだけが、私があなたに望んだことです。


 許されなかった、ただひとつの願い。


 あなたを想っていた間は、薄っぺらい私の人生に、色が着いていた日々だった。


 ささやかなことに幸せになっていた、とても長いとは言えない期間。


 許されなかった想いを胸に、私は日々を過ごします。



 けれど、もしも私の想いがあなたから移った時、あなたは私を許して下さいますか?



 あなたとは違う人に心踊らせることを。

 あなたとは違う人の隣を願うことを。


 それが、諦めを突き付けられたすぐ後のことでも。



 どうか、私に答をください。

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― 新着の感想 ―
[一言] 活報から飛んできましたノシ 感想を書くのは悪文排斥以来でしょうかw 移り気な心に後ろめたさを感じるのは、男には事の他思い当たる節があるのではw とぎくりとしたようなそうでないようなw な…
2011/09/19 21:39 退会済み
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