過払い金請求をしてみた 第1幕 まずはお電話を
表題の通り、借金をする心理、大手消費者金融での返済内訳、おそろしくふくれあがる利子、返してもらえるならやってみようの発信です。
過払い金請求をしようと決めたものの、CMでの謡い文句はだいたい一緒。
「まずはお電話を」と言ってるので、言われるままに、まずはお電話をしてみました。
結果として2件の問い合わせ。
先方もたくさんの似たような案件抱えていて、私の一件も特別なことはなにもなく、一種の流れ作業的なものだし、確実にシステマチックに対応してもらえれば良い、という自分なりの方向性を決めてからググり、最初に出たのはテレビCMも頻繁に出している中堅どころのM事務所。
掲げているフリーダイヤルに架電。
ガッチガチのお堅い職業でらっしゃるし、電話などはセオリーを通り越して、これぞプロお手本のような応対だろうという予想を覆して、上司出してくれといいたくなる状況でございました。
細かいところは端折りますが、
ぶっきらぼうな上、半笑いの口調、
こちらの質問に対してなおざりな回答。
途中、こちらの質問をねじ伏せて、話を進めていく強引さ。
ヒアリングが進むにつれて、蓄積していく不快感と募る不信感。
対応してくださってたのは女性の声の若い方。こちらの方言が多々混じっていたところを見ると地元の事務員の方でしょうけども、依頼の入り口である電話対応をこれで是としてるあたり、在籍している士業の方にも期待は持てない。途中お話を打ち切って、丁寧にお断りさせていただきました。
「電話を全て録音をしております」とのことでしたが、ぜひ聞き返して対策たててください。ほんとにひどいから。
気を取り直して2件目。大手でいいか、とADR社に電話。M事務所とほぼ同じ内容のやりとりをしているのに、サクサクと心地良く進む会話、打てば響くような返答と、当たり前の対応に感心することしきり。
ここにしようとサクッと面談手続きを取り、土日もOKとのことなので、土曜午前中にアポを入れました。
必要なものは身分証明書とシャチハタではない印鑑のみ。
それではいってきますー。
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借金する人というのは、家庭環境は関係なく、これはもともとの資質だろうなと思います。
実家が太くても借金する人間はするし、実家がつつましくても借金しない人間はしない。やむを得ない理由で、というのはレアケースで、やむを得ない理由で借りる人は、即返して、だらだら借金を続けない。
大手掲示板で見かけた金言に「ご利用は計画的にというけれど、計画的に金を使える人は、そもそも借金しない」とありましたが、本当にその通りです。
振り返ると、一度借金してしまうと、借金への罪悪感が軽くなり、さらにカードで容易く借りられるから、心理的なハードルも下がるのが、怖いところです。