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(4)

「すまん、伯父さんの家(んち)に寄る用事が有るんで、鳥栖で下してもらえるか?」

「面倒くせえな……」

 高速道路に入り、佐賀市を通過した辺りで、クソ女が、そう言った。

「じゃ、ボクたち、瀾くんの家(んち)で待っとくね♪」

 そう言ったのは、クソ女の彼女。

 そして、鳥栖のインターチェンジを出て、一旦、クソ女を下した後、あたし達は、クソ女の家へ……。

「お帰り〜、瀾ちゃんは伯父さんの家(んち)?」

 家にはクソ女の妹。

「うん、麦茶か何か……」

「あ〜、ちょっと待って」

「何? 冷蔵庫に何か隠してんの?」

「それは後でのお楽しみ」

「車が要るんなら、連絡してもらえれば良かったのに……」

「えっ?」

「冷蔵庫にバラバラ死体とか入ってんじゃないの? だったら、もっと早く連絡してくれてたら、車で捨てに行けたのに……」

「誰の死体だよッ⁉」

「馬鹿話はいいから、喉乾いた〜」

「はいはい、麦茶でいい?」

 やがて、夕食も終り……。

「ただいま〜」

「瀾ちゃん、晩御飯は?」

「伯父さんの家(んち)で食べてきた」

「じゃあ、デザート食べる? 西鉄駅前のケーキ屋さんの新作」

「じゃあ、もらうか……」

 そして、テーブルの上に出て来たモノは……。

「……」

「……」

「……」

「どうしたの? こう云うの好きでしょ?」

 それは……えっと……何と言うか……。

「何の嫌がらせだ?」

「何のって……瀾ちゃん達が好きな恐竜だよ。ガジくんにスーちゃんに……」

「生首だ……」

「まぁ、全身をケーキにするのは大変だろうから……」

「私達にガジくん達の生首を食えと?」

「他に言い方ないの?」

「仕方ない……。姉妹喧嘩の時の取り決めだと……今度は私が出てく番だな」

「ちょ……ちょっと待ってよ……」

「しばらく、知り合いの家(んち)に泊まる。じゃあな……」

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