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 翌日、北九州から鳥栖(とす)を経由して佐賀県を通過、長崎県に入って、やって来たのは恐竜博物館。

「かわいい♡」

「かわいい♪」

 あたしと、鳥栖で拾ったクソ女の彼女は、恐竜の骨格標本を見る旅に、それ以外の言葉を忘れ去ったかのような反応。

「バカデカい骨の、どこが『かわいい』?」

 ここまで連れて来てくれたクソ女の親類はビミョ〜な反応。

「かわいいじゃないか」

「だから、どこがだ?……おい、何だ、その目は……」

「かわいそ……」

 クソ女の彼女がボソッとつぶやく。

「な……何がだ……?」

「何がと言っても……」

 この馬鹿に何から説明すりゃいいのか……って感じの困った表情(かお)になるクソ女。

「やめろ、やめてくれ、お願いだから、やめて下さい」

「どうした、姉さん?」

「正気のまま、@#$%しか居ない国に迷い込んだ気がしてきた」

「自分が正気を失なってる事を自覚しかけた奴は、皆、そう言うな」

「うるせえよ。どう考えても、おかしいのはお前らで、正気なのは、あたしだ」

「本当にそうかな?」

「だから、うるせえって言ってるだろ」

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