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魔導兇犬録:HOLDING OUT FOR A HERO  作者: HasumiChouji
第六章:Rebel Without a Clue
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(5)

「もっと力を入れろ。ボクシングのジャブみたいな感じじゃなくて、一発一発に全身の力を込めろ」

「二三〇、二三一、二三二、二三三……」

 続いて、あたしはボクシング用のパンチングミットを何発も殴らされた。

 まずは、拳を三〇〇、掌底で三〇〇

「ここからは当てる事を考えてやれ。全発、全力じゃなくていい。必要だと思うなら緩急や強弱を付けろ」

 続いて、パンチ・蹴り・掌底・肘・膝、好きにやっていい、って条件で六〇〇。

 受けるのはクソ女と千明師匠が交代で。

 でも……。

 こっちは、少しはパンチングミットじゃなくて、相手の体に当てるつもりなのに……計一二〇〇発の内、一発も当たらなかった。

「少し休んだら、次は、お前が受けてみろ」

「は……はい……」

 水分を補給し……呼吸を整え……。

 まずはクソお……えっ……えっ……えっ……?

 全部寸止めだったが……一〇発連続で受けられなかった。

「手先だけを見るな。相手の全身を見ろ。特に、胸と足」

「は……はい……」

 更に一〇発。

 受けられない。

 続いて……数えるのも嫌になったけど……全く受けられない。

「まぁ、コツを掴むまで時間がかかりそうだが……さっき言った事を意識しろ。最初から巧くいかないのは誰でも同じだ」

「は……はい……」

 本当に先は長そうだった……。

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