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魔導兇犬録:HOLDING OUT FOR A HERO  作者: HasumiChouji
第一三章:胸に眠るヒーロー揺り起せ
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(4)

 魔法使い系の人が呪符を投げると……えっ?

 「気配を隠す」系の結界が次々と出現する……ただし……()()()()()()()()()()場所に……。

「な……何やって……?」

「そ……そう云う事か……」

 広島の魔法少女の1人が勝手に納得している。

 次の瞬間、何者かの「使い魔」が何体も出現……けど……迷っている。

 「使い魔」達は、「気配を探る」系の魔法を使って、「気配を隠す」系の結界の存在を感知した……らしい。

 けど、「()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 当然だ……「気配を隠す」系の結界ってのは、そう云うモノなんだから。

 「使い魔」達は、「気配を隠す」系を破る。でも……誰も何も見付からない。

 これも当然だ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 「使い魔」達が困惑する中、韓国語らしい怒号。

 こっちの味方の1人が使ってるのとは別タイプの、やたらとゴツい強化装甲服(パワード・スーツ)が一体、あと、こっちの2人より、より人間っぽい顔の獣人が1人、通路の陰から飛び出して来て……。

「オン・マリシエイ・ソワカ」

 同時に、こっちの魔法使い系が、呪文を唱える。

 それは「気」「魔力」「霊力」と呼ばれるモノなので……本当に目に見えてる訳じゃない。

 けど、それは……あたしの目には……赤っぽいオレンジ色の光線に見えた。

 まるで……夜明けの空の色のような……。

 その光が……次々と「使い魔」達を貫く。

 でも、一体だけ「使い魔」が残っている。

「行けッ‼」

 こっちの「魔法使い」系の人の、その声と共に、2体の「使い魔」が出現。

 もちろん、私の脳味噌が無意識の内に「気」とか「霊力」を「目に見える形」に変換してるだけなので、本当の姿じゃない。

 でも……それは……夜明けの空みたいな色の……子供の仏像? 上半身裸の子供の戦士?……ともかく、そんな姿の何かが……。

 敵の「使い魔」は慌てて逃げようとする……そして……敵の「使い魔」の姿は消え……それを追うように、こっちの「使い魔」の姿も消え……。

「ぐえ〜ッ‼」

 どこからともなく、悲鳴。

 一方、銀色の狼男の姿になった沙也加ちゃんのお兄さんは、とんでもないスピードで、敵の獣人を翻弄。

「あ……が……?」

 気付いた時には……敵の獣人の体には、銀色の狼男の毛が変化した無数の針が刺さっていた。

 1つ1つのダメージは小さくても、あれだけの数だと、かなりキツいのだけは判る……結構、とんでもない本数が、全身にくまなく……。

 ドオンッ‼ ドオンッ‼ ドオンッ‼

 ほぼ同時に、モノ凄い音。

 敵の強化装甲服(パワード・スーツ)が、こちらの強化装甲服(パワード・スーツ)の銃弾を浴びて……。

 何か……変だ……。

 銃弾は貫通してない。

 口から吐き出されたガムが地面に貼り付くような感じで、変形して敵の強化装甲服(パワード・スーツ)の装甲に貼り付いてる。

 なのに、敵の強化装甲服(パワード・スーツ)はフラフラになってる。

 (ざん)ッ‼

 そして、黒い虎男の姿になった沙也加ちゃんの彼氏の刃物が……2人の敵の首を、まとめて斬り裂き……獣人は首筋から、強化装甲服(パワード・スーツ)は喉元から血を吹き出しながら倒れた。

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