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魔導兇犬録:HOLDING OUT FOR A HERO  作者: HasumiChouji
第一二章:誰がやるというの、あなたの他に?
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(7)

 様々な姿・能力の韓国のヤクザ。

 それに襲われてた「魔法少女」やイベントの観客。

 精神操作されてるらしく、守るべき一般市民や「大阪」の要人をそっちのけで、逆に、一般市民や「魔法少女」を守ろうとしてる「正義の味方」達を攻撃していた警官。

 全部、催涙ガスにやられて、涙や鼻水や涎を流しながら……地面に倒れ伏す。

 立ってるのは「正義の味方」だけ。

 と言っても、騒ぎが起きてる範囲内の、ほんの一画だけど……。

「おい、いくら何でも……乱暴過ぎ……」

 別チームらしい「正義の味方」の1人が護国軍鬼達にクレーム。

「すまん、急ぎの理由が有るんでな」

「まったく……噂通りだな。」

「が……っ」

 その時、警官の1人が……涙・涎・鼻水だらけになりながらも……警棒で殴りかかって来る。

 銀色の護国軍鬼が……それを止めようとして……。

 消えた……一瞬で……警官の警棒を持っている手が……。

 その代りに、護国軍鬼の腕に血が付いた刃が出現していた。

「あ……あ……あ……」

 続いて、護国軍鬼は、何が起きたか判っていないまま、自分の手(と言うか手の有った場所)を見ている警官にローキック。

 ただし、問題点が1つ。

 護国軍鬼の脛には格闘用の刃が有ったのだ。

 警官は片手に続いて、両足ともお別れ。

 続いて、護国軍鬼は警官の肩を左手で、頭を右手でつかむと……。

「不自惜身命」

 護国軍鬼が、そう言った途端に、護国軍鬼の装甲のあっちこっちが開いて……そこから熱気のようなモノが吹き出す。

 丁度……4輪バギーを持ち上げた時のように……。

 ゴキャッ‼

 警官のヘルメットが変形するほど、護国軍鬼の指が警官の頭に食い込む。

 そして、警官の頭が回転。

 顎が空の方を……頭のてっぺんが地面の方を……。

「おい、なるべく殺すな、って言ったのはお前だろッ⁉ あと、何だ、その『火事場の馬鹿力』の無駄使い?」

 ファイアーパターンの強化装甲服(パワードスーツ)が当然のツッコミ。

「誰か1名を他の奴がドン引きするような殺し方をして、他の奴の戦闘意欲を削ぎ、犠牲を最小限にしようとしているだけだ」

 そこに、獣人系の奴が襲いかかって来る。

「?」

 護国軍鬼は警官の死体を獣人系にパス。

 思わず、獣人系が死体を受け取ってしまった次の瞬間……。

 護国軍鬼は背負っていた九〇㎝の曲った棒を手にする。

 その棒はバタフライ・ナイフのように展開し、柄・刃渡りともに九〇㎝ぐらいの刃物に変り……。

 警官の死体と獣人系の体は仲良く、その刃物で刺し貫かれる。

「若干の問題は……『他の奴がドン引きするような殺し方』のネタが、最近、尽きてきた事だがな」

「お前、それ、サイコ野郎の発想だぞ」

 ファイアーパターンの強化装甲服(パワードスーツ)が更にツッコミ。

「だから、気が確かなお前を私の相棒にする必要が有ったんだ」

「あのな……」

「あと、これからは……」

 ブンッ……。

 護国軍鬼の姿がブレると、背後から護国軍鬼を攻撃しようとした別の獣化能力者の……下顎が消失していた。

「他の奴らがドン引きして、ブチのめした相手が死ななかった事を呪うような生かし方を工夫してみるか」

 そう言うと、護国軍鬼は、いつの間にか手にしていた獣人の下顎をゴミのように投げ捨てた。

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