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魔導兇犬録:HOLDING OUT FOR A HERO  作者: HasumiChouji
第一二章:誰がやるというの、あなたの他に?
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(4)

 爆破された改札を抜けて、ホームに向かう。

 そこら中に気絶している警官が転がっている。

「クソ……殺せりゃ簡単なのに……」

「今時の悪党が、そんな、こっちが楽出来るような手を使ってくれると思うか?」

 魔法で警官達を気絶させてるファイアーパターンの強化装甲服(パワードスーツ)と、警官達を1人1人、裸絞で気絶させてる護国軍鬼。

 でも、数が多い。

 その内、何人かは……。

「うわッ⁉」

 警棒で、あたし達に殴りかかってきた警官。

 その攻撃を避けて……強化プラスチック製の棒を延ばして足払い……って?

「あ……あれ?」

「どうしたの?」

「な……何で、こんなに簡単に……?」

 読める。

 あたし達に襲いかかってくる警官の動きが……判る。

 でも……。

「精神操作されてる副作用だ。そいつらの動きは……本来の状態より雑になってる。落ち着いてやれば対処出来る筈だ」

 護国軍鬼が、そう言った。

 その時……。

 ホームに止まってた電車が出発。

「追うぞ……乗れ」

 あたし達は、言われた通りに、4輪バギーの後部座席に乗り、

「何が起きてんの?」

 あたしは、運転席に居るファイアーパターンの強化装甲服(パワードスーツ)に訊いた。

「夢洲と陸を繋いでる橋を爆破するつもりだ」

「何で?」

「韓国のヤクザが、大阪を実効支配してるテロリストとトラブルを起こしたのは知ってるな? 韓国のヤクザの方は……見せしめをするつもりだ。大阪側の要人が出席して、大勢の客まで居る『魔法少女』だか何だかのイベントでな」

「見せしめって……?」

「皆殺しだ……その為に、『獲物』達の逃げ場を無くして……救援が来る為の道を塞ぐ……まずい」

 前を走っている電車は既に海上。

 そして、夢洲側から来てる電車とすれ違い……。

 前と後ろから爆音。

 電車が爆発して、橋と反対方向に向かってた電車を破壊。

 一方、背後に有る陸でも炎と煙。多分、駅が爆破された。

「他のルートもやられたか……今、夢洲に入る手段は……船か空しか無い」

「で……でも……」

「飛ぶぞ。ギリギリだけど、何とかなる」

「えっ?」

 その時、爆音。

 4輪バギーの真下と後ろで……爆発。

 そして、2台の4輪バギーは……空を飛んでいた。

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